「よこて建設女子会4th」が開催されました
2019年11月11日 | コンテンツ番号 46596
令和元年11月9日(土)、建設業に興味を持っている女子生徒を対象とする「よこて建設女子会4th」が横手市内で開催されました。
今年で4回目となるこの催しは、県の委託を受けた(一社)平鹿建設業協会が主催したものです。
当日は、女子生徒17名のほか、地元建設企業の女性技術者や国・県・市の女性職員等が集まり、現場見学や意見交換を行いました。
【(建築工事)「横手市消防署西分署建設工事」現場見学】
ICTを活用した基礎工事や女性専用休憩所、トイレの設置状況等について、担当の現場代理人等から説明を受けました。興味深そうに聞く参加者の姿が多く見られました。
【(土木工事)「上溝川河川災害復旧助成工事」現場見学】
大規模な災害からの復旧工事を急ピッチで進めている現場では、被災箇所を迅速かつ正確に測量して工事を施工するため、ICTを活用して取り組んだ内容など、工事中の今しか見られない場所や作業風景に関心を寄せていました。
【「とある1日」を追う!建設女子ガイド~建設女子「晴香の1日」】
【車座ホンネトーク】
横手建設建築部の小玉晴香さんのとある1日の仕事の様子を紹介いただきました。
その後、地元建設企業で働く女性技術者と女子生徒が6グループに分かれて、ホンネトークを行いました。
女子生徒からは、「昇進や給料面で男性と差がないか」、「育休取得後、復帰しやすいか」、「今のうちに取得しておいたほうがいい資格が分からない」など、建設業に対する不安や疑問などの質問が相次ぎました。
最後に、グループごとに当日の感想や学んだこと等の意見発表をしました。
発表された主な意見は次のとおりです。
・男性が多い職業というイメージだったが、女性でも働けるイメージに変わった。
・女性専用スペースもあり、職場環境が整ってきている。
・女性技術者がいきいきして楽しそうに仕事をしていた。
・行政の女性職員も積極的に参加しており、業界全体で女性就労を後押ししていると感じた。
女性も建設業で活躍していることや最新の技術を学んだ参加者が、未来の建設業を担う人財(人材)になってくれることを期待せずにはいられない一日でした。