担当名 主な業務
環境保全部の業務 
環境保全班

大気汚染常時監視、工場・事業場の排水基準検査・廃棄物関係検査、ばい煙排出基準検査、公共用水域水質調査、アスベスト環境調査、酸性雨調査、航空機騒音調査、放射能、湖沼の水質汚濁機構に関する調査研究を行っています。

 
 1 大気汚染常時監視
県では、6市に一般環境測定局(7局)を設置して大気汚染状況の常時監視を行っています。
測定結果は、次の外部リンクをご覧ください。
秋田県大気環境情報(外部リンク)
2 公共用水域調査
 水質汚濁防止法第15 条の規定に基づき、県内の公共用水域のうち、八郎湖、田沢湖、十和田湖について、環境保全を図るため、化学的酸素要求量(COD)等の生活環境の保全に関する項目や、重金属等の人の健康の保護に関する項目の検査を行っています。
3 工場・事業場排水検査・産業廃棄物検査
 水質汚染防止法、土壌汚染防止法及び廃棄物処理法等に基づき、届け出のあった工場・事業場等の排水・廃棄物・汚泥・放流水等の排出基準の遵守状況を把握するため、以下の検査などを実施しています。
(1) 重金属類の検査 
カドミウムや水銀等の有害な金属類が、不適切に排出されていないかを検査しています。
(2)ポリ塩化ビフェニル(PCB)の検査
   環境中で分解されにくく,発癌性等の毒性が非常に強いPCBが,不適切に排出されていないかを検査しています。
(3)その他の項目の検査
  有害物質以外で水質汚濁の原因となる、浮遊粒子状物質(SS)、生物化学的酸素要求量(BOD)、大腸菌群数等が、不適切に排出されていないかを検査しています。
4 酸性雨調査
 酸性雨の状況を把握するため、大館市(北秋田地域振興局福祉環境部)、秋田市(秋田県健康環境センター)及び横手市(平鹿地域振興局福祉環境部)の県内3地点で、降水中のpHや各種イオン成分等のモニタリング調査を行っています。
5 航空機騒音調査
 空港周辺における航空機騒音の環境基準の達成状況を把握するため、秋田空港周辺の2地点で、固定局舎による通年測定を、1地点で短期測定を行っています。また、大館能代空港周辺の2地点でも、短期測定を行っています。
6 アスベスト環境調査
 特定粉じん排出等作業を伴う特定工事が行われる周辺環境で、排出作業が適正に管理されているかを検査するため、アスベスト濃度を測定しています。また、大館市、男鹿市、横手市の住宅地域等で、一般大気環境中のアスベスト濃度を測定しています。
7 放射能検査について
 県内の環境における放射能の影響を知るため、大気中の空間放射線量モニタリング等の測定を行っています。
8 ばい煙排出基準検査
 大気汚染防止法に規定されるばい煙発生施設について、排出されるばい煙の基準適合状況を検査するため、窒素酸化物や硫黄酸化物などの分析を行っています。