「人に戸籍があるように土地には地籍があります。」

 我が国の土地の調査の歴史は、7世紀の大化の改新まで遡り、全国を対象とした調査として16世紀末に行われた太閤検地があります。

 その後、明治6年から14年まで行われた地租改正調査を経て、現在の昭和26年から(本県では昭和33年から)実施されている地籍調査へと変遷してきました。

 地籍調査を実施していない地域は、地租改正時の古い図面(字限図)が公図として法務局に備え付けとなっている場合があります。この図面は見取り図的なものであるため、この調査で高度な測量技術を用いて地権者の立会により地籍の明確化を図るものです。

地籍調査前

字限図(あざぎりず)

写真:字限図の写真
不正確な図面

地籍調査後

地籍図

地籍図の写真
正確な図面

重ねてみると…(字限図から地籍図変わっていく様子)

写真:字限図と地籍図を重ねた様子

写真:字限図と地籍図を重ねた様子

写真:字限図と地籍図を重ねた様子

写真:字限図と地籍図を重ねた様子

写真:字限図と地籍図を重ねた様子

写真:字限図と地籍図を重ねた様子

リンク(国土交通省)

地籍調査について、わかりやすく解説されています。