ウイルス班の業務
2018年04月26日 | コンテンツ番号 1139
インフルエンザ等のウイルスによって引き起こされる疾患の病原体検出、ノロウイルス等に起因するウイルス性食中毒・感染症の検査、および、これらの予防対策に関する調査研究を行っています。
定点観測調査
病原体定点として県内9箇所に設置された病院から、定期的に患者サンプルを回収してウイルスを検出し、地域に流行しているウイルスのモニタリングをしています。こうして得られた情報は医療機関に提供されるほか、地域社会にとって危険なウイルスが検出された場合には、直ちに危機管理体制に移行できるように常に目を光らせています。
ウイルス性食中毒・感染症対策・感染症流行予測調査
ノロウイルス等を原因とする食中毒や感染性胃腸炎の施設内集団発生に対して、地元の保健所と連携して検査と指導を行います。
感染症流行予測調査では、当センターは日本脳炎感染源調査を担当しており、ブタの間で日本脳炎ウイルスが流行していないかを調べ、ワクチン行政に反映させます。
各種研究事業
ウイルスに関する検査技術の開発・改良、感染ルートの解明、新型ウイルスへの対応などについて研究を行っています。