松くい虫被害は、昭和57年度ににかほ市(旧象潟町)で初めて確認されて以来、区域が拡大し、平成24年には県内全市町村で被害が確認されました。

 被害量は、平成14年をピークに減少傾向にあり、令和4年度の被害量は15,425m3と前年より増加したもののピーク時の約40%まで低下しています。

 このように、被害量は顕著に減ってきておりますが、被害の殆どは海岸のクロマツ林で発生しております。県民生活にとって防災・保養と重要な役割を担っているクロマツ林を将来にわたり健全な状態で残していくためにも、引き続き防除対策を実施していきます。

 松くい虫被害の推移