吉田小学校5・6年生を対象とした下吉田地区ほ場整備工事の現場見学会が行われました。
令和7年7月7日(月)、下吉田地区のほ場整備工事現場で横手市立吉田小学校5・6年生を対象に、施工業者(7社)による現場見学会を行いました。
この現場見学会では、ほ場整備についての説明や動画を視聴したり、実際に使われている工事機械や測量機器に触れたりすることで、学校の近くで行われている工事への理解と、秋田県の農業を支えている工事について理解を深めてもらう目的で実施しました。
はじめに県の担当者から、「下吉田地区」の概要や「ほ場整備工事」についての説明を行いました。「ほ場整備」とは何か、「工事の目的」は何かなど、説明を一生懸命メモを取りながら聞いていました。また、動画では「ほ場整備」や「農業・農村の役割」のほか、「施工業者の仕事内容」などについて学びました。
次に、5年生は工事現場で使われているバックホウやブルドーザの試乗体験と測量作業体験の2班に分かれてクイズラリーを行いました。試乗体験は興味津々な様子で大型機械に近づき、業者さんに教えてもらいながら夢中になって、機械に触れていました。測量作業体験は、歩測で距離を測るクイズや、水準測量機を使って遠くにある小さな文字を読み取るクイズの2つを出題しました。初めて触る機器ばかりでしたが、上手に操作できていました。
6年生は発掘調査体験を行いました。下吉田地区では、ほ場整備工区内に埋蔵文化財が確認されており、今年度発掘調査中のため、発掘調査担当の横手市より、埋蔵文化財についての説明を受けたほか、実際に発掘したりするなど、一生懸命取り組んでいました。
現場見学会をする前は、ほ場整備工事について分かる生徒さんは多くなかったと思いますが、説明を熱心に聞いたり体験を通して、ほ場整備工事についての理解を深めてくれたと思います。
現場見学会が行われた「下吉田地区」と、参加してくださった生徒の皆さんの将来の活躍がとても楽しみです。