県民の声

受付日2019/10/25
受付番号314024
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  昨今、県営住宅内において、車に対する嫌がらせや器物破損等の事案が頻発しています。
 長くお住まいの方々の勝手な解釈や独自のルールによって迷惑を被ってる住民が多数いるのが現状です。
 そういったトラブルや犯罪を未然に防ぎ、またトラブルや犯罪があった際には、犯罪者を検挙するためにも証拠が必要になると思います。
 そこで、住民の安全や犯罪、嫌がらせを抑止するために、防犯カメラの設置について検討してくださるよう陳情いたします。
 直接のお願いになってしまったのは、町内会や県担当部署に問合せやお願いをしてきましたが、一向に改善されないことから、この度の陳情という形になりましたことをお察しいただき、是非とも検討願います。

県からの回答

処理区分その他
本文  県営住宅における防犯対策の向上は、入居されている方のみならず、近隣の地域住民の安全安心においても、重要なテーマの一つであると考えます。
 そのため県では、団地自治会との連携による自主防犯活動の推進を図ることとしており、自治会と県、指定管理者による情報交換会などを通して、情報の共有・蓄積、防犯意識の啓蒙、環境づくりなどに取り組んでいるところです。
 御提案のあった防犯カメラの設置は、犯罪の抑止において効果的な方法であると考えており、これまでも、要望に対して自治会と検討してきたところですが、日常生活の場である県営住宅への設置は、撮影場所・範囲、データ管理など、プライバシー保護の観点から住民の合意が必要であることや、制度上から設置や管理費用について入居者の負担が発生することなどの課題があり、現状では設置に至った団地はありません。
 県としましては、自治会が住民の総意により防犯カメラを設置しようとする場合に備えて、ガイドラインの制定など、設置のための環境づくりに取り組んでまいります。
 なお、器物損壊等の明らかな犯罪事案の解決については、捜査機関(警察)における対応が必要であると考えますので、併せて御理解をお願いいたします。

事項名:安全・安心なまちづくり