県民の声

受付日2021/3/19
受付番号654
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  交通事故が減ってきているとはいえ、まだまだ起きていることは事実であります。あおり運転などの証拠となるべくドライブレコーダーの設置を推奨する県になろうではありませんか。これにより、あおり運転危険運転並びに事故の証拠にもなろうかと思います。
 ただ、ドライブレコーダーが高価なのでできれば半額でも補助をしてくださらないかと考えます。ご一考をお願いします。

県からの回答

処理区分実施困難
本文  令和2年中の県内の交通事故発生件数は、一昨年より減少しておりますが、37人もの尊い命が失われており、また、今月に入ってからも高齢者が亡くなる痛ましい事故が発生するなど、高齢者等の交通事故防止が喫緊の課題となっております。現在、県では、「子供と高齢者の交通事故防止」を交通安全運動の基本として、交通ルールの遵守と交通マナーの向上に向けた県民運動の展開により、交通安全に対する県民意識の高揚に努めるとともに、運転者に対しても、様々な機会を通じて「思いやり、ゆずり合い」の気持ちを持った安全運転を呼びかけるなど、「歩行者ファースト」意識の醸成を図っております。
 ご意見のとおり、ドライブレコーダーは、「あおり運転」の被害を受けた場合など、事件事故の証拠として活用することができることから、ここ数年の間で普及が進んできているものと考えておりますが、交通事故や危険な運転を減らすためには、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践をはじめとする、運転者の安全運転に関する規範意識を向上させることが、何より重要であります。
 また、近年、「車線逸脱警報装置」など安全運転を支援する自動車の先進技術の発展は目覚ましく、交通事故防止に向けた更なる技術開発とともに、道路交通を巡る最新の情勢に対応した法制度等の動向も、注視していく必要があると考えております。
 こうしたことから、県では、ドライブレコーダーの購入補助は、現在予定していないところでありますが、交通事故のない秋田を目指し、今後も関係機関・団体等と連携した街頭活動や、広報紙や新聞、テレビなどを活用した広報啓発活動等により、県民の交通ルールの遵守と交通マナーの向上に努めるなど、交通安全対策を更に推進してまいりますので、こうした取組へのご理解とご協力をお願いします。

事項名:安全・安心なまちづくり