県民の声

受付日2017/6/5
受付番号294034
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  おそらく秋田県にはまだたくさんの縫製会社があると思います。
 またその多くは経営が苦しいと思います。
 設備投資できず需要の波に乗れない会社もあると思います。
 私はそんな縫製会社にリースの提案をしたいと思います。
 機器入れ替えの流れの早さに対応し初期投資を抑えるためです。
 ミシンや裁断機など、選択肢はいろいろあると思います。
 すでに実施しているかも知れませんが、もしよければ業界に打診し補助なども検討してみてください。

県からの回答

処理区分実施済
本文  本県の繊維業については、平成26年工業統計調査によりますと、事業所数は315事業所、従業者数は7,412人となっています。製造業全体に占める同産業の割合は、事業所数では16.6%、従業者数では12.2%となっており、本県の雇用を支える産業の一つとして位置づけられています。その一方で、従業者規模別には、4人以上19人以下の事業所が繊維業全体の62.2%となっており、小規模事業所が大きな割合を占めていることからうかがえるように、各企業の財務基盤は必ずしも強固なものとは言えないと思われます。
 県では、繊維業を含めた中小企業の経営基盤強化支援策の一つとして、公益財団法人あきた企業活性化センターを事業実施主体とする秋田県単独機械類貸与制度を設けています。本制度は、県内中小企業の積極的な設備投資を支援するため、同センターが100万円以上1億円以下の設備を購入し、企業に対して設備貸与を行うものです。この貸与制度では、7年以内の設備の割賦販売に加えて、3年から7年までの設備リースも取り扱っていますので、本制度を活用いただくことにより、初期投資の費用負担が軽減され、設備の入れ替えの早さにも対応することができるものと考えております。
 本制度を既に活用いただいている縫製企業もございますが、業界団体も含め、企業の皆様に制度の活用を広くPRするとともに、引き続き機会を捉えて企業のニーズに耳を傾け、制度の充実を図り、本県の産業振興に努めてまいります。

事項名:企業支援・企業誘致