令和8年4月15日知事記者会見
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●知事発表
(1)秋田県総合計画について
●幹事社質問
(1)風力発電所のブレード折損事故について
●その他質問
(1)イラン情勢における県の対応について
(2)ツキノワグマによる被害防止対策について
(3)佐賀県知事との面会内容について
(幹事社)
幹事社のABSです。よろしくお願いいたします。
まずは知事から冒頭、発表があるということですので、よろしくお願いいたします。
(知 事)
私からは、「秋田県総合計画~秋田再興への第一歩~」について申し上げます。
この4月から、いよいよ新しい県の総合計画の期間がスタートをしております。計画の策定に当たりましては、若い世代を中心に、本当に多くの県民の皆様からご意見をいただいて作り上げたものとなっております。皆さん一人一人が、自分事として捉えることができるような、そういう少し先の未来として2040年の秋田のイメージをこのように掲げさせていただきました。
それぞれの楽しみをそれぞれの形で味わえる、それぞれの咲き誇り方ができる、そういう楽しそうな秋田を2040年目指して、皆さんと共に創っていきたいと、そういう思いでございます。
色々な選択肢が秋田にはあって、皆さんが自分らしく伸び伸びと暮らせるような、そういう秋田を創っていきたいという思いが込められております。
その実現に向けて、それぞれの政策分野における、実に多種多様な数値目標を掲げております。これは、まずは目指すところを明らかにしていきたいなと、ここを目指していこうというゴールがないと、なかなか人間がんばれないということで、まずは県庁として、しっかりとここに向かって頑張っていきましょうというゴールセッティング、そして、県民の皆様には、わかりやすく、この分野についてはこういうところを目指していきたいということをですね、お示しをしたいということです。
これまで、そもそもその4年に一度のこの計画を、県が作っているということすら知らなかった方が多いんじゃないかなと思いますので、是非わかりやすく、県はこういう方向を目指しているんですということを示したいという思いで作りました。ですので、取りあえずまず掲げておくという目標ではなく、何とかしてこれを力を合わせて実現をしていかなければならない、そういう目標設定にしてますので、もう今月から既に期間が始まっております。可能な限り、1年経って無理でしたではなくてですね、今ここまで来てると、このままじゃまずいからもうちょっと頑張ろう、若しくは今順調だね、ということを管理しながら1カ月、1カ月と向かっていきたいという思いで今事業を進めているところでございます。
県民の皆様と共に手を携えて、力を合わせることで、この新しい秋田を実現できると思いますので、どうかこれからもよろしくお願い申し上げます。
以上です。
(幹事社)
ありがとうございます。
まず最初に幹事社から質問させていただきます。
今、知事の発言にもありましたけれども、今回、歴史的な経緯からすると、行政計画というものの立ち位置であって、基本的には内部で共有するような将来像というふうな認識でいます。今回こうした形で策定した考えと、特にイラストを採用された考え、ちょっと教えていただいていいでしょうか。
(知 事)
まず私自身が、議員になって初めて、そういう計画があるんだなということを知ったということ。実際あっても分厚くて、字もたくさんあって、ちょっとこれ読む気になれないなというのが正直な感想だったんです。まずやはり、デザイン、ビジュアルの持つ力というのはすごく大きいと思いますので、パッと見て、ああ、こういうところを目指すのねと、何か素敵だなと伝わりやすいということであるために、まずイラストだろうなと、それが一つありました。
組み立てにしてもですね、可能な限り、長い説明というものは省かせていただいて、方向性と、項目、それから目標というふうな、すごくシンプルな作りにしてますので、ページ数もかなり減ってると思います。
(幹事社)
この知事発表事項について、各社さんからの質問はいかがでしょうか。
ないですか。なければ私からもう1個追加していいですか。
(知 事)
はい。
(幹事社)
先ほど、楽しいというキーワードがあったんですけど、石破内閣の時期に楽しい日本というキーワードを使って、若干ちょっとこうニュアンスが伝わらなかったというような考えで私も認識してます。堺屋太一さんが書籍の中で、三度目の敗戦みたいな話の中で、目指すべきところは楽しいというような話を最後書かれていたというような認識でいるんですけど、知事の考えるその楽しい秋田のイメージはどういうものでしょうか。
(知 事)
申し上げたとおり、楽しいというのは人それぞれ形が大分違うと思うんですよね。それらに可能な限り、全ての方が誰一人取り残さずに自分が楽しいなと思えるような、そういう地域を、その土台となるものを私たちは創っていきたいという思いですので、やはり選択肢がたくさんあるということは大事な要因ですし、まず、人にとやかく言われないで、自分は自分でこれが楽しいんだと思えるような、そういう社会を創っていきたい、それが寛容であり、挑戦であり、安心ということなんです。
(幹事社)
はい、わかりました。
じゃあすいません、お願いします。
(記 者)
では、この件で質問させていただきます。
この総合計画がスタートして、知事もこうして、また、SNSの方でもですね、イラストを発信されてということで、力を入れてらっしゃるのがわかります。
今年度、この総合計画に絡んで、知事が最も楽しみにしておられることと、一番しんどいと思われる点と、それぞれ一つずつあればご紹介いただきたいと思います。
(知 事)
楽しみにしている点は、これまでと違う示し方を、この総合計画でしましたので、より多くの、今までよりも多くの県民の皆さんが、秋田はこうなっていくんだなと、変わっていくんだろうなという思いを共有してもらえるようになること、これが一番の私の楽しみといいますか、期待をするところです。やはり行政は行政と、ちょっと小難しい世界で、皆さんの生活は生活で、あまりここのつながりというのは、市町村と違って県は特に遠いので、そこがあまりリンクしてないなというふうに思っていたので、県民の皆さんがこのイラストだけでもいいですし、できればこの中身を見ていただいて、こんなところを、人口問題なども含めてですね、目指しているんだなという思いを共有していただくというのが私の一番の期待の部分です。
大変だなと思うのはですね、もちろんこれだけ明確に数値目標を掲げ、絶対これはやらないといけないんだという、そこを断言したところからのスタートですので、この一つ一つを達成をしていくという、その道のりが一番大変だろうなと思っております。
(記 者)
ありがとうございました。
(幹事社)
ほかはいかがでしょうか。よろしいですか。
では幹事社質問に移らせていただきます。
先週、男鹿市の風力発電所で羽根が破損する事故が発生しました。去年も秋田市で同様の事故が起きて、県民からは相次ぐ事故に不安の声が広がっています。また、昨日、知事は経産省で緊急要望を行ったと伺っています。
まずは事故の受け止めと、緊急要望の主旨、また、今後の対応についてお願いします。
(知 事)
受け止めについては、まずあってはならないことですね。大変驚きを持って受け止めております。昨年が5月2日、今年が4月12日、1年足らずのうちに2回の、落ちるはずのものではない、こんなものは絶対落ちないと思って設置をしてきたものが、二つ折れて落ちたということは、大変深刻な状況だと思っております。それだからこそ、昨日、緊急ではありますが、経産省の方に行って、県のできることというのは非常に限られていますので、この権限を超える部分については、国の方でしっかりと動いてもらわないといけないということで、国の方にはその旨求めたところであります。
(幹事社)
ありがとうございます。
この件で各社さんから質問ありますか。
(記 者)
今まさにおっしゃっていた権限の部分なんですけども、県自治体は、点検状況の報告受けたり、安全確保策を求める権限もないということで、何かこの枠組みをこう変えてほしいといった考えはありますか。
(知 事)
はい、もちろんです。昨年の新屋の事故からですね、そのように求めてもきてますし、発言もしてますが、そうした抜本的な地方自治体としての権限であったり、状況が変わらないままに2件目が起きたということなので、それはしっかり国の方でも受け止めていただきたいですし、今後、再生可能エネルギー事業については進めていかなければならないという国の方の要請もありますので、そこの折衷は非常に難しいだろうなと思います。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
昨年の新屋の事故の件では、県内事業者の方に文書等で注意喚起を含めて点検体制について県の方で要望等されてますが、今回に関しては、県としては何か文書等を通じて県内事業者に対して注意喚起を求めたりはされる予定なんでしょうか。
(知 事)
ちょっと部局から正確にお伝えします。
(産業労働部)
それは直ちに実施しております。実際に事故を起こした事業者に対しても文書を発出しております。
(記 者)
すいません、どういった内容で、いつ文書をお渡ししたかお伺いしてもいいですか。
(産業労働部)
翌日、月曜日には送っております。
(知 事)
内容は。
(産業労働部)
内容は適切な保守管理に努めること、それから、速やかに事故が起きた場合は、報告してほしいと、そういった内容でございます。
(記 者)
何度もすいません、ちなみに、事業者としては昨年だと約60の事業者に送ってますが、同様でしょうか。
(産業労働部)
それは同様に、同じ全事業者に送っております。
(記 者)
ありがとうございます。
(幹事社)
そのほかいかがですか。
(記 者)
羽根の落下を受けて、要望に至る経緯を伺いたいんですけれども、まず、事故自体をどのタイミングで知って、どういうふうに要望につなげたかというところ、伺えればと思います。
(知 事)
要望につなげたかですね。
(記 者)
はい。
(知 事)
事故の発生自体は、もう当日のうちに、早い段階で報告が来ております。で、翌月曜日に県庁で集まって、事後策について一定の方向性については共有をしたところですが、昨日、上京の予定がもともとありましたので、せっかく行くのであればということで速やかに経済産業省の方にアポイント入れて、急な話ですから、事務方の対応にはなりましたけれども、そこから速やかに行ったということです。
(記 者)
上京の予定がなくても、行くつもりが。
(知 事)
日程が許せば、やっぱり早く行きたいなとは思ってました。
(記 者)
わかりました。ありがとうございます。
(幹事社)
ほかはよろしいでしょうか。
(記 者)
先日の要望では、メーカーのエネルコン社さんのことをかなり意識した点検だったり、要望だったと思うんですけれども、今のところ、1年前の新屋の事故も、今回の事故も、メーカーに過失があるのか、それともメンテナンスであったり、運転事業者に過失があるのか、ちょっとわからない状況ではあると思うんですけれども、今後新たにエネルコン社製の立地だとか、そういうことを制限していきたいみたいな考えというのはありますか。
(知 事)
今現在、新屋の事故については一定の事故原因についての結論が出てはおりますが、今回の件については、まさにこれからでありますし、同型のものが続けてということの事実は大きく受け止めなければならないとは思っていますが、今時点で速やかに、ここは制限をするだとかということはちょっと申し上げられないかなと思います。
(記 者)
わかりました。ありがとうございます。
(幹事社)
よろしいですか。はい。
では、各社からフリーで質問していただければと思います。お願いします。
(記 者)
先月も同じような内容で質問してしまったんですけども、中東情勢の関係でお伺いします。
かなり緊迫した状況というのが長引いているところですけども、今回、現在の情勢で県内事業者への影響といったところですとか、それを受けた対応みたいなところ、知事の受け止めも含めて、何かあればお願いします。
(知 事)
緊急に影響の調査をしておりまして、先週8日から昨日までの間に様々な経済団体等を通じて県内企業にアンケートを取っております。382社から回答がありまして、大まかに言いますと全体の63%の企業が「影響がある」というふうに答えていました。品目は軽油が非常に多く、89事業社が影響があると。次いでガソリン、それから包装資材などの影響が多いというような回答があります。
影響の内容についてですが、収益悪化が当然ございます。それから、先行きの不透明感や供給の不安定、購入制限とか確保困難、こういったところに不安を感じている県内事業者が多いということになっております。
対応については、これはまず毎回ですけども、相談窓口を設置をしております。それから、商工団体、金融機関の方でも、特別相談窓口は設置をしておりまして、今現在、資金支援についての要望は来ていないんですけども、引き続き県内企業の皆さんにどういう影響があるのかというのは注視をしながら、必要な対策、これはやっぱり国の力によるところが大きいとは思いますが、県としても県内事業者の皆さんに何が起きているのかというのをまずはしっかり細かに把握をしたいなと思います。
(記 者)
対応次第では補正予算の中での対応だったりとか、国への要望みたいなところも考えているんでしょうか。
(知 事)
もちろん可能性はあると思います。ただ、これは全都道府県共通だと思いますので、そこは県単独でどうこうというよりは、大きな話になるだろうと思ってます。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
同じく中東情勢のことで、国の方でも、ナフサ、中間製品等々が重要資材として想定の下に対策を検討すると伝わっております。そういう中で、やはり実際のその調達に対する不安というものは、かなり広がっている実感もちょっと受けておりまして、そのあたりについて、先ほど知事の方からも県としてもというお言葉があったんですけれども、様々な対応がある中で、例えばそのできることとして、代替資材の調達であるとか、その供給網の支援であるとか、何かその独自の施策を立案していくという、その方向性についてお考えが今の段階で何かございますか。
(知 事)
レイヤーがあると思いますので、県が単独にその輸入について何かということは非常に難しいと思いますが、国内に入ってきているものについて、県内事業者の中で調達ができないというものについては、その国内の例えば石油商業組合など、そういったところに働き掛けをして、そこの融通をして調達を支援をするだとか、そういうレイヤーの話になるんだろうと思います。県がどこかの国とかっていうことではないかなと思います。
(記 者)
事業者や一般家庭においての、例えば廃棄物のリサイクルであるとか、その代替資材の切り替えというようなことは、やはり全体の消費量のコントロールという中で重要性がどの程度あるかというような、何かお考えありますか。
(知 事)
どういうことですか。
(記 者)
例えばプラスチックのリサイクルであるとかですね、リサイクルチェーンを構築するとか、あるいは、プラスチックを使わないでも済むものについては代替資材、包装材を使うとかというような取り組みについて、何かこう、情報を集めたり、支援されたりというようなことについて。
(知 事)
県として今回の事案を受けて、その供給不安に対する対策としてそれを行うという文脈は、今から始めるということはないと思いますが、これまでも3R運動であったり、県の持続可能性を高める文脈でのキャンペーンについては引き続きやっていこうと思います。
(記 者)
ありがとうございました。
(記 者)
私の方からは、クマに関連してお伺いします。
昨日、ツキノワグマの出没警報を早速出されて、昨日も秋田市新屋で何件か目撃がありまして、知事として今回警報を出されたその背景というか思いを改めてお伺いしたいのと、あと、この間、4月1日の会見では、2年目の抱負についてお伺いしましたけれども、その中で、今回クマ対策については、2年目、どういったことを意識して取り組んでいきたいと考えているのか、そこについてお伺いします。
(知 事)
まず警報の発令に至った思いですが、状況として目撃件数が昨年やここ数年比で非常に増えているという現実があります。それに対して、やはり昨年の大量発生、町中で普通にクマが出てしまうという状況からの初めての春ですので、クマのその動きというのが、どうなるかなと思いながら春を迎えたんですね。恐れていたのは、やはり里、町に慣れてしまったクマが増えているんじゃないかなと思ってまして、そのとおりの今、状況になりつつあるということで、これは例年とは違う対応が必要であろうということで、注意報にしたところではありますけれども、やはりそこから数日間で非常に町中に出てくるという違う展開にまたなりましたので、ここはやはり警報に格上げをして、県民の皆さん一人一人に注意をしていただきたいと、そういう思いでありました。
2年目のクマ対策ですけれども、もう全方位で、全段階の、手段を講じていかなければならないと思っておりまして、まずは先だっても国として方向性、ロードマップですか、ありましたけども、やはり東北のクマが増え過ぎているだろうと、そこを一定まず管理をさせていただきたいということと、クマがそもそも出てきづらい人里を作っていくという対策、これは本当に様々な手段がありますが、刈り払いであったり、電気柵であったり、残置物を消すだとか、そういったものもやらないといけない。そして、いざ出てきた時にも、それを早く情報共有をして、皆さん一人一人が防衛手段をとりやすくするだとか、また、通学路の警戒、見守りを強化しておくだとか、本当にいろんな段階で、いろんな皆さんのお力を借りて、少しずつ被害発生の確率を下げていくということを、みんなでやらないといけないと思っていますので、そのように発信をしてきているところです。
(記 者)
わかりました。
続いて、クマの出没が相次ぐということと、あとはもう知事が今期の最重要ミッションと掲げている社会減もそうですけれども、この人口減とクマ対策というのは、日本国内でも秋田が先進地というか、ほかの都道府県がこれから何年か先に目の当たりにすることになる課題を先んじて直面している県だと思っております。そうした先進的な課題というのを抱えている県のリーダーとして、これからどういったリーダーシップを発揮していきたい、それらの課題については、知事自身どういったリーダーシップが必要だとお考えになっているか、そこをお伺いします。
(知 事)
まずは県庁組織、県警、市町村といった、その我々当事者として強い決意を持って被害を防ぐという方向性を共有するというのがリーダーシップという意味では一番最初にくるところかなと思います。それに加えて、重ね重ねですけども、行政だけじゃやっぱりできませんので、農家さんも含めた県民であったり、民間企業であったり、県内の全てのプレイヤーの皆さんと力を合わせてこれに向かっていくということが求められるリーダーシップかなと私は考えてます。その上で、昨年あれだけの被害が出て、今年度、人身被害がゼロになったという、もしその結果をしっかりと実現することができればですね、どうやったのっていう話になると思いますので、それはやはりしっかり秋田として模範となれるんじゃないかなとは、いずれは思いますけれども、まずは目の前のことを、一つ一つ丁寧にやって、相手は自然ですから、もう絶対できますという断言はできないんですけれども、でも、塵は積もれば山となるで、みんながちょっとずつやってちょっとずつやって被害は防げるんだと思っていますので、そうした考え方を引き続き発信をしていきたいなと思います。
(記 者)
すみません、人口減に対しては、必要となるリーダーシップはどのように考えますでしょうか。
(知 事)
まずはやっぱり顔を上げていくことですよね。数字を見れば、非常に厳しい、絶望的とも言えるぐらいのその出生数であったり、子どもの数の減少なので、このままじゃあ終わらないんだよと、まだまだ秋田いけるんだよという、その不屈の精神と言いますか、県民の皆さんには決して悲観的になることはないんだと、こっから頑張れば、まだまだ良くなるんだということを一つ掲げていくのが最初だと思います。ただ、それは言ってるだけではなくてですね、実際に具体的な施策として、まずは人口社会減というものにスポットライトを当てて、あれとこれとこれとこれをやっていくと、そのためには県庁という組織をまずは一つにまとめて、今まではどうせやってもちょっと無理だよなと内心思ってた部分があると思います。そうではなくて、一つ一つ乗り越えて、意外と改善したねという成功体験を積み重ねていきながら、しっかり成果を出していくということが必要だと思います。
(記 者)
わかりました。ありがとうございます。
(記 者)
クマの関係なんですけど、管理強化ゾーンでの春の管理捕獲というのが、まさに今年度から実施されているのかなと思うんですけれども、どれぐらいの自治体で、どれぐらいその駆除されているかみたいな、いわゆるその実施状況というのが、まあちょっと始まってまだ間もないんでどうかと思うんですけども、この前警報が出されたりという状況なので、どのぐらいそれが進んでいるかというのをちょっと現時点で確認させてください。
(知 事)
捕獲の方ですか。
(記 者)
捕獲、そうですね。基本的に全自治体でやっているという。
(知 事)
いえ、実施していないのが2自治体ございます。21の自治体が実施をするというふうになってますね。管理強化ゾーン設定自体が23市町村でありますので、どこになるんですかね、部局からいいですか。
(自然保護課)
管理強化ゾーンを設定しないところが男鹿市と大潟村になりまして、こちらは制度的に設定しない地域といいますか、奥山がない地域ですので、そこは設定必要ないというところになりますので、必要なところ、市町村が23市町村、全て設定をしております。
(記 者)
基本的にはその21自治体で実施されているっていう理解でいいんですかね。
(自然保護課)
そうですね、23市町村のうち、今、捕獲に向けて対策を21市町村で実施予定ということになります。
(記 者)
まだ始まって2週間足らずだと思うんですけども、駆除の数とかどんな報告が上がってますでしょうか。
(自然保護課)
3月中に実施したのが4市町村ございますが、3月中の捕獲はございませんでした。4月に入って、ちょっと古いかもしれませんが、2頭は捕獲しているということは伺っておりますが、捕獲が仮にできなくても、人が山に入ることでクマに対する捕獲圧をかけることができますので、必ずしも頭数だけが成果ではないかなと思っております。
(記 者)
わかりました。ありがとうございます。
それで、知事に伺いたいんですけど、管理強化ゾーンを設定して、こういう施策を打ったというのはかなり画期的なことだとは思います。実際に、これ、主体は市町村になるかとは思いますが、そういった施策を考えた県として、市町村にどういうふうに働き掛けていくかですとか、もちろん駆除が全てではないと思うんですけども、この施策について言うとしたら、どんなふうに県としては今後動いていかれるかというのをちょっと伺ってもいいでしょうか。
(知 事)
まず昨年の秋の状況、その時点でも被害状況に結構差がありましたので、市町村長さんに会う度に、必ずこの話はしてご協力を仰いでおります。実施主体とは言うもののですね、実働部隊は猟友会の方というのがほとんどですので、そこの自治体と猟友会との関係であったり、猟友会の意向というものも若干の要素としてはありますから、可能な限り、今、部局の方から申し上げたとおり、獲ることは一応目的にはなりますが、山に入って、人のプレゼンスを高めていく、それによって出てくるクマを減らしていくというのが一番いい話ですので、そこの趣旨についてはしっかりと毎回説明をさせていただいています。
(記 者)
わかりました。ありがとうございます。
(記 者)
すみません、大分話が変わるんですが、先週金曜日に佐賀県の山口知事の訪問を受けたかと思いまして、鈴木知事とお話された後にちょっとお話を伺えたんですけれども、その時に歴史的なつながりが深いことから連携を深めたいというようなラブコールを送られていました。山口知事とどういうお話されたのかということを改めて伺いたいのと、あと、佐賀県との連携みたいなところに思いがありましたら伺えればと思います。
(知 事)
そうですね、佐賀県の山口知事は秋田県庁にご勤務の経験があるということで、そういうご縁もあったんですけれども、佐賀藩士の島義勇さんが北海道開拓使であったと。それで札幌での行事に毎年行かれている中で、その島義勇さんが初代の秋田権令であったというご縁なので、秋田県知事も行くべきではないかというようなお話をされまして、それもそうですねというようなやり取りをさせていただきました。
佐賀にも来てくださいよというお話もいただきましたので、私もその佐賀、長崎は非常に近いんですけども、そちらに住んでたこともありますので、まあお互いいろんな縁がありますねと。それで、これから佐賀とも連携をしていきたいですし、北海道の島義勇さんの顕彰行事についても、日程が許すのであれば行きたいなというお話はしました。
(記 者)
わかりました。ありがとうございます。
(幹事社)
それでは、お時間となりましたので、今日はありがとうございました。
(知 事)
ありがとうございました。