画像:広報誌あきたびじょん2026年1月号 特集 農業 × 先端技術 秋田県立大学による農業イノベーション

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(※以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後に、読み仮名を記載している箇所があります。)

 県立大学のスマート農業(※注釈)の教育研究拠点として令和3年4月に開設した「秋田県立大学アグリイノベーション教育研究センター」。開設から5年目を迎え、本県農業のイノベーションを推し進める取り組みはさらに進化し続けています。

※注釈:スマート農業とは、ロボット技術やICT(情報通信技術(Information and Communication Technology))を活用して、省力化や高品質生産などを推進する新たな農業のことです

秋田県立大学 アグリイノベーション教育研究センター

AIC : Agri-Innovation Education and Research Center

大潟キャンパスを拠点に、大学の農学・理工学の知識を結集。スマート農業の普及を切り口に、製造業や情報通信業など関連産業全体の活性化を目指しています。

大学附属農場の中で全国一

総面積190ヘクタール
うち圃(ほ)場面積164ヘクタール

問い合わせ先

電話:0185-45-2858

技術開発作業負担の軽減や効率化!スマート技術で農業課題の解決に貢献

 事例1)大手自動車部品メーカーの株式会社デンソーと県農業試験場と共同で、大玉トマトの自動収穫ロボットの開発とそれに適した栽培方法を研究しています。これにより作業負担が減り、大規模な栽培でも効率的に収穫できるようになります。(トマトの自動収穫ロボットの動画はこちら

 事例2)県畜産試験場と共同で、スマートフォンを用いて、牛の体重や体型を簡単に測れるシステムを開発中。牛の健康管理を容易に行うことができるようになります。

人材育成最先端&実践的な知識と技術で次世代を拓くスマート農業の担い手を育成

 広大な農場を活用し、県立大学の学部生・大学院生を対象に最先端のスマート農業技術を教育。社会人向けの「スマート農業指導士育成プログラム」では、先端技術の現場導入とデータ活用による農業を実践・指導できる専門家を育成しています。

  • スマート農業指導士育成プログラム(農業用ドローン演習)
  • 学生教育(ロボット田植機の説明)

秋田県立大学 アグリイノベーション教育研究センター 特任教授・センター長 西村 洋(にしむら よう)さん

これまでの取り組みで培ったノウハウを十分に生かして、「スマート農業の拠点」として教育研究活動を推進していきます!魅力ある農業の情報を発信し、地域に貢献していきますので、これからもAICの取り組みにご注目ください。

詳しくはこちら(秋田県立大学 アグリイノベーション教育研究センター 公式サイト)をご確認ください。

お問い合わせ先

県高等教育支援室 018-860-1223

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このページに関するお問い合わせ

総務部 広報広聴課
TEL:018-860-1076
FAX:018-860-1072
E-mail:joukai@pref.akita.lg.jp