特集:みんなでおいしく食べきって食品ロス削減にチャレンジ!
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(※以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後に、読み仮名を記載している箇所があります。)
まだ食べられるのに捨てられている「食品ロス」。2023年度は全国で約464万トンにものぼり、経済損失は約4兆円。なんと、国民一人あたり年間約32,000円に相当します。
家でも外食でも、できることから少しずつ。一人ひとりが食品ロス削減に取り組みましょう。
家庭でできること
あなたはどのタイプ?タイプ別食品ロスの削減術
おかずをいつも作りすぎたり、気分で献立を決めたりしている人は?
作りすぎタイプです!
残った料理は冷蔵保存して後で食べるか、別の料理にアレンジして食べきる工夫を。
例:余った肉じゃがをグラタンに
「よく使うから」「安いから」と、つい手が伸びる人は?
買いすぎタイプです!
冷凍保存も上手に使いましょう。小松菜・きのこ・長ねぎ・しょうがなどは下処理なしでもOK。
例:ブロッコリーは下処理して冷凍!
冷蔵庫がいっぱいで、期限切れの食品が奥に眠っている人は?
片付け苦手タイプです!
食べきる物を手前に置く、かごを使い見やすく収納する、冷蔵庫にメモを貼るなどしましょう。
豆知識
- 賞味期限は「おいしく食べられる期限」、消費期限は「過ぎたら食べない方がよい期限」です。
- 食べきれない食品や贈答品などは、フードドライブに出すことも一つの方法です。
外食でできること
シーンに合わせた「食べきり」術を紹介!
宴会やイベントでは3010(さんまるいちまる)運動!
乾杯からの「30分間」とお開き前の「10分間」は自分の席で料理を楽しみ、食べ残しを減らそうという運動です。
開始後30分間
味わいタイム
自分の席を離れず、できたての料理をおいしくいただく時間です。
お開き前10分間
食べきりタイム
自分の席に戻って、残っている料理を再度楽しむ時間です。
予約・オーダーでは適量注文!
残さず食べきれそうな量を注文してください。
- 料理の量を調整してもらう
- 苦手な食材を除外してもらう
- みんなでシェアする
みんなの食欲や体調に合わせる!
食べきれないときは…持ち帰りを検討しましょう
「持ち帰り」可能な場合に限り、食品衛生上のリスクに注意して自己責任での「持ち帰り」を検討してください。
啓発動画はYouTubeから(タイトル 相場詩織さんが「持ち帰り」にチャレンジ!【外食時も食品ロス削減】)
コラム 量るだけで、食品ロスが減る?
消費者庁の調査では、モニター家庭が約4週間、捨てた食品を計量しただけで、食品ロスが約2割も減ったそうです。
自分の現状を知り、ムダに気づくことから、食品ロスを減らす一歩が始まります。
計量期間 | 食品ロス量 |
---|---|
前半2週間 | 1,009.7グラム |
後半2週間 | 775.3グラム |
約2割減!
消費者庁「計ってみよう!家庭での食品ロス食品ロス削減マニュアル〜チェックシート付〜」を基に作成
お問い合わせ先
県温暖化対策課 018-860-1560