画像:広報紙あきたびじょん_202510_p10_特集:食品ロス削減_チャレンジ!(2025年10月号)

PDF版はこちら [1643KB]

(※以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後に、読み仮名を記載している箇所があります。)

 まだ食べられるのに捨てられている「食品ロス」。2023年度は全国で約464万トンにものぼり、経済損失は約4兆円。なんと、国民一人あたり年間約32,000円に相当します。
 家でも外食でも、できることから少しずつ。一人ひとりが食品ロス削減に取り組みましょう。

家庭でできること

あなたはどのタイプ?タイプ別食品ロスの削減術

おかずをいつも作りすぎたり、気分で献立を決めたりしている人は?

作りすぎタイプです!

残った料理は冷蔵保存して後で食べるか、別の料理にアレンジして食べきる工夫を。

例:余った肉じゃがをグラタンに

「よく使うから」「安いから」と、つい手が伸びる人は?

買いすぎタイプです!

冷凍保存も上手に使いましょう。小松菜・きのこ・長ねぎ・しょうがなどは下処理なしでもOK。

例:ブロッコリーは下処理して冷凍!

冷蔵庫がいっぱいで、期限切れの食品が奥に眠っている人は?

片付け苦手タイプです!

食べきる物を手前に置く、かごを使い見やすく収納する、冷蔵庫にメモを貼るなどしましょう。

豆知識

  • 賞味期限は「おいしく食べられる期限」、消費期限は「過ぎたら食べない方がよい期限」です。
  • 食べきれない食品や贈答品などは、フードドライブに出すことも一つの方法です。

外食でできること

シーンに合わせた「食べきり」術を紹介!

宴会やイベントでは3010(さんまるいちまる)運動!

乾杯からの「30分間」とお開き前の「10分間」は自分の席で料理を楽しみ、食べ残しを減らそうという運動です。

開始後30分間

味わいタイム

自分の席を離れず、できたての料理をおいしくいただく時間です。

お開き前10分間

食べきりタイム

自分の席に戻って、残っている料理を再度楽しむ時間です。

予約・オーダーでは適量注文!

残さず食べきれそうな量を注文してください。

  • 料理の量を調整してもらう
  • 苦手な食材を除外してもらう
  • みんなでシェアする

 みんなの食欲や体調に合わせる!

食べきれないときは…持ち帰りを検討しましょう

 「持ち帰り」可能な場合に限り、食品衛生上のリスクに注意して自己責任での「持ち帰り」を検討してください。

啓発動画はYouTubeから(タイトル 相場詩織さんが「持ち帰り」にチャレンジ!【外食時も食品ロス削減】)

コラム 量るだけで、食品ロスが減る?

 消費者庁の調査では、モニター家庭が約4週間、捨てた食品を計量しただけで、食品ロスが約2割も減ったそうです。
 自分の現状を知り、ムダに気づくことから、食品ロスを減らす一歩が始まります。

1世帯あたりの食品ロス量の変化(計量期間4週間)
計量期間 食品ロス量
前半2週間 1,009.7グラム
後半2週間 775.3グラム

約2割減!

消費者庁「計ってみよう!家庭での食品ロス食品ロス削減マニュアル〜チェックシート付〜」を基に作成

お問い合わせ先

県温暖化対策課 018-860-1560

(「あきたびじょん2025年10月号」の先頭ページに戻る)

相場詩織さんが「持ち帰り」にチャレンジ!【外食時も食品ロス削減】