県政ラジオ広報番組「秋田県からのお知らせ」の放送内容を、テキストでお伝えします。
※第2金曜日はラジオパーソナリティによる読み上げ形式、第4金曜日はラジオパーソナリティと県担当職員との対談形式

目次

4月11日

県立美術館特別展「キボリノコンノ展」

  秋田県立美術館では、4月12日から5月25日まで、特別展「キボリノコンノ展 食べたい!木彫りアートの世界」を開催します。
 木彫りアーティストのキボリノコンノ氏は、身近な食べ物や生活雑貨を木彫りで再現する、新鋭のクリエーターです。本展は、普通の「木」から、「あっと驚くもの」に変わる制作の工程を、見て、撮って、触って、探して、楽しんでいただく、体験型の展覧会です。
 開館時間は、午前10時から午後6時まで。観覧料は、一般・大学1,000円、小・中・高校生500円、未就学児は無料です。
 話題の展覧会が、秋田で東北初開催です。ぜひ秋田県立美術館にお越しいただき、木彫りアートの世界をお楽しみください。

雄物川総合水防演習の開催

 雄物川総合水防演習についてお知らせです。
 毎年5月を水防月間と定め、気候変動の影響により激甚化・頻発化する自然災害に対し、秋田県、関係市町村、国土交通省が協働して治水対策に取り組んでいます。
 流域治水の実効性を高める重要な取組の一つとして、5月25日9時から雄物川総合水防演習を大仙市にて開催します。
 5月25日は地域を守る水防団による洪水対応や、タイムラインを活用した関係機関との連携訓練を行います。
 また、水防及び防災への意識向上を図ることを目的とした、各出展者による災害対策車両やパネルを展示する防災展、市町村の特産品を販売する物産展も同時開催しますのでぜひお越しください。

警察行政職員大学卒業程度試験の受験申し込み

 秋田県警察からのお知らせです。
 4月23日から秋田県警察行政職員大学卒業程度試験の受験申し込みが始まります。
 試験種目は警察事務と少年育成支援官の2種目で、申込受付期間は、4月23日から5月27日までです。第1次試験は6月15日で、秋田市と東京都の2会場での受験が可能となる予定です。
 警察行政職員の業務について詳しく知りたい方は、県警察ウェブサイトから個別の説明会のお申し込みが可能です。対面またはオンラインで、時間帯も希望に合わせて行うことができますので、ぜひ皆さんの受験をお待ちしています。

4月25日

台湾便活用交流促進事業助成金について

(ラジオパーソナリティ)
 今日は、台湾便活用交流促進事業助成金について、誘客推進課の小林さんにお話を伺います。小林さん、よろしくお願いします。

(県担当者)
 よろしくお願いします。

(ラジオパーソナリティ)
 では、まずどんな助成金なのか教えてください。

(県担当者)
 はい。現在就航中の秋田空港と台湾桃園国際空港を結ぶ台湾チャーター便を往復利用した方のうち、現地の団体や企業などとの交流・訪問活動を行う県内の3名以上のグループに、最大15万円の助成を行うものです。

(ラジオパーソナリティ)
 なるほど。交流・訪問活動とありますが、具体的にどんな活動が対象になるのでしょうか。

(県担当者)
 はい。例えば、県内学生と台湾現地の学生との交流活動や、県内商工団体による半導体工場見学などの訪問活動、そして県内有志グループによる台湾の観光施設や文化施設などの視察活動が対象となります。

(ラジオパーソナリティ)
 交流、訪問、視察の3つが主な対象となるんですね。申請への条件はあるんでしょうか。

(県担当者)
 県内の3名以上のグループであること、秋田空港を発着とする台湾チャーター便を往復利用すること、対象期間である令和7年5月1日から翌年3月1日までの間に各種活動を行うことが必須です。グループは、会社やNPO法人などの団体はもちろん、友人同士など、有志グループでの申請も可能なんですよ。

(ラジオパーソナリティ)
 なるほど。団体だけではなく、有志グループも申請可能となると、台湾渡航を考える方も増えるのではないでしょうか。渡航するグループの人数が増えると、よりお得になるのでしょうか。

(県担当者)
 もちろんです!渡航人数に応じて助成額が増える仕組みです。助成額の上限額はそれぞれ3名から5名までが5万円、6名から8名までが10万円、9名以上が15万円です。もうお一人お誘いいただくことで、助成額が5万円アップするケースもあるんです。

(ラジオパーソナリティ)
 5名よりは6名で、8名よりは9名がお得ということですね。ちなみに、台湾チャーター便の運航日と購入方法を教えていただけますか。

(県担当者)
 はい。運航日は毎週木曜日と日曜日です。航空券の購入方法には、航空会社ウェブサイトからの購入や、ホテルなどとセットになった旅行会社のパッケージ商品購入などがあります。ご自身の旅行プランに最適な方法をお選びください。

(ラジオパーソナリティ)
 助成金を活用すれば、台湾への渡航のハードルもぐっと下がりますね。最後に問い合わせ先を教えていただけますか。

(県担当者)
 はい。ご不明な点は、誘客推進課(018-860-2265)にお問い合わせください。

(ラジオパーソナリティ)
 今日は、台湾便活用交流促進事業助成金について、誘客推進課の小林さんからお話を伺いました。小林さん、ありがとうございました。

(県担当者)
 ありがとうございました。

5月9日

自動車税種別割のグリーン化について

  自動車税種別割のグリーン化と納付についてのお知らせです。
 グリーン化とは、環境保護の観点から、排出ガスや燃費の性能の優れた自動車に対して、新車新規登録された翌年度の税率を軽減するものです。一方、新車新規登録から一定年数を経過した自動車は、税率が重くなります。
 税率が軽減されるのは、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車などです。一方、税率が重くなるのは、新車新規登録から13年を超えるガソリン車や11年を超えるディーゼル車などです。詳しくは県公式ウェブサイトをご覧ください。
 なお、秋田県の自動車税種別割の納付期限は6月30日です。6月初めに納税通知書を発送しますので、期限内の納付をお願いします。

孤独・孤立対策について

 誰にも頼れず、ひとりで悩みごとを抱えていませんか。
 社会環境の変化により、家族や地域、会社などとのつながりが薄くなり、誰もが孤独・孤立になりやすい状況となっています。
 もし、自分が困ったときに、誰に相談するか考えておくこと、どのような相談窓口があるか把握しておくことが重要です。
 みなさんの地域には、さまざまな相談窓口があります。
 自分や周囲の人が悩みや困りごとを抱えたときには、周りに相談したり、相談窓口を利用したりすることにより、悩みや困りごとの深刻化を防ぐことにつながります。
 秋田県内の相談機関、支援機関などについて、秋田県地域共生社会ポータルサイト「つながるあきた」をご覧ください。

消費者ホットラインの周知

 こんな経験はございませんか?お試し購入のはずだったのに2回目が届いた、身に覚えのない料金請求のメールがきた、ある製品を使ってけがをしたなど。
 そんな時は、消費者ホットライン188をご利用ください。
 消費者ホットラインは、最寄りの消費生活センターなどをご案内する全国共通3桁の電話番号です。専門の相談員が、トラブル解決を支援します。年末年始を除いて、原則、毎日ご利用いただけます。
 消費者トラブルで困った時は一人で悩まず、消費者ホットライン188に相談を!
 消費者トラブル、泣き寝入りはイヤヤ!と覚えてください。

5月23日

近代美術館で開催されている美術展について

(ラジオパーソナリティ)
 今日は、横手市にある県立近代美術館で開催されている二つの展覧会について、近代美術館の保泉さんにお話を伺います。保泉さん、よろしくお願いします。

(県担当者)
 よろしくお願いします。

(ラジオパーソナリティ)
 早速ですが、一つ目の展覧会について教えてください。

(県担当者)
 はい。一つ目は「杉山明博・意味の造形・60年の軌跡 発想のデザイン展 親子であそぼ 木のおもしろワールド」です。このデザイン展では、伝統的な技術を取り入れ、アートとデザインが共生する数々の作品を生み出してきた杉山明博さんが、これまでの制作や考えの中でどのように「意味」を創造してきたのか、その60年の道のりを展示します。

(ラジオパーソナリティ)
 なるほど。「親子であそぼ」とありますが、お子様でも楽しめるのでしょうか。

(県担当者)
 はい。直接木に触れ、遊び、工夫することで、豊かな感性や発想力、工夫力を育むことができるような展示内容となっています。色や匂い、素材や形など、さまざまな特徴を持つ木の作品に触れたり組み立てたりして遊ぶことができる展覧会になっているんですよ。

(ラジオパーソナリティ)
 親子で楽しめる内容なんですね。 次に、もうひとつの展覧会について教えていただけますか。

(県担当者)
 はい。二つ目は「古代エジプト美術館展」です。
 この展覧会は、日本で唯一の古代エジプト専門美術館である「古代エジプト美術館 渋谷」のコレクションを紹介する展覧会です。
 国内で非常に質の高い古代エジプトの歴史的な出土品などを見ることができ、先王朝時代からローマ支配時代までの3000年にも及ぶ、古代エジプトの巨大文化に触れることができます。

(ラジオパーソナリティ)
 すごく神秘的な体験ができそうですね。具体的にはどのような出土品などが展示されているのでしょうか。

(県担当者)
 はい。展覧会ではミイラや木の棺、神殿の柱、ツタンカーメンの指輪といった世界的に貴重なもののほか、当時の生活様式がわかるジュエリーやレリーフ、浮き彫りなど、およそ200点が展示されております。

(ラジオパーソナリティ)
 そうなんですね。ふたつの展覧会はいつまで開催されているのですか。

(県担当者)
 はい。どちらも6月29日 日曜日までとなっております。お得な共通チケットもありますので、みなさん、是非お越しください!

(ラジオパーソナリティ)
 今日は、近代美術館の保泉さんからお話を伺いました。保泉さん、ありがとうございました。

(県担当者)
 ありがとうございました。

6月13日

自動車税種別割の納付について

  県では自動車税種別割の納税通知書を6月上旬に発送しています。納期限は6月30日です。お近くのコンビニエンスストアや金融機関などでの納付のほか、地方税統一QRコードを利用したキャッシュレス納付も可能ですので、納期限までに必ず納付しましょう。
 なお、自動車税種別割は4月1日現在の車検証の登録名義人に課税されます。自動車を譲渡していても運輸支局で移転登録をしていない場合、元の所有者に課税されますのでご注意ください。
 また、引っ越しをされた方は運輸支局で車検証の住所変更手続きが必要となります。納税通知書が届いていない場合は、引っ越し後の住所を秋田県総合県税事務所までお知らせください。

秋田県美術展覧会

 今年も公募美術展「第67回秋田県美術展覧会」を6月20日から25日までの6日間、開催します。
 秋田市のアトリオンでは日本画、洋画、彫刻、工芸、デザインの5部門、県立美術館では写真部門、にぎわい交流館AUでは書道部門を展示します。3つの会場で、計7部門の展示をする県内最大規模の公募美術展覧会です。
 開場時間は午前10時から午後5時まで。最終日の25日は午後4時までです。入場料は一般500円、中学生・高校生200円、小学生以下は無料です。チケット1枚で全部門鑑賞できます。なお、にぎわい交流館AUの書道部門は、入場無料です。
 ぜひ会場にお越しいただき、数々の力作をご覧ください。

住宅耐震化の普及啓発

 大きな地震は、いつでも、どこでも発生する可能性があります。ご自宅の地震への備えはお済みですか?
 「秋田県地震被害想定調査」では、人的被害の要因として建築物の倒壊によるものが約9割を占めるとされ、令和6年に発生した能登半島地震でも住宅の倒壊による被害が多く発生しました。
 地震による住宅の倒壊を防止するため、住宅の耐震化をご検討ください。
 地震時の安全確保には、現在お住まいの住宅の耐震性能を知ることが大切です。まずは、ご自宅の耐震診断から始めましょう!
 詳しくはお住まいの市町村までお問い合わせください。

6月27日

障害者等用駐車区画利用制度について

(ラジオパーソナリティ)
 今日は、障害者等用駐車区画利用制度について、障害福祉課の小助川さんにお話を伺います。小助川さん、よろしくお願いします。

(県担当者)
 よろしくお願いします。

(ラジオパーソナリティ)
 さっそくですが、こちらは障がいをお持ちの方などが駐車区画を利用できる制度とのことですが、具体的にはどのような制度なのですか。

(県担当者)
 はい。障害をお持ちの方や介護が必要な方、妊娠されている方など、歩くのが大変な方が、公共施設や、スーパーなどに設置されている、専用の駐車スペースを利用するための利用証を交付する制度です。
 公共施設や、スーパーなどの入り口に近い場所に設置されていることが多いので、移動が大変な方にとって、施設を利用しやすいようになっています。
 また、車いす使用者用の駐車区画は、車いすの方の乗り降りがスムーズにできるよう他の駐車区画よりもスペースが広くなっています。

(ラジオパーソナリティ)
 なるほど。利用証をもらうためには、どんな手続きが必要なのでしょうか。

(県担当者)
 はい。県庁の障害福祉課や各地域振興局福祉環境部の窓口に直接来ていただくか、郵送や電子申請も受け付けています。
 また、ご本人が窓口で直接手続きをしなくても、代理の方が申請することもできます。
 申請から2週間ほどで、ご自宅あてに利用証をお送りしますので、届きましたら、駐車の際に車内のルームミラーに掛けるなどして、ご利用ください。利用証は、車いすを使用している方用とそれ以外の方用の二種類ありますので、どちらか一つを申請するようにお願いします。

(ラジオパーソナリティ)
 ありがとうございます。申請する場合、なにか要件などはありますか。

(県担当者)
 申請される方の状況によって、必要な書類や要件が変わりますので、詳しくは「美の国あきたネット」で『駐車区画』と検索してください。

(ラジオパーソナリティ)
 申請する前に、一度要件を確認してから申請する方がよいですね。

(県担当者)
 はい。ご不明な点は、県障害福祉課、または、各地域振興局の福祉環境部にお問い合わせください。車の乗り降りや、移動に苦労されている方々が少しでも便利に駐車できるよう、県民の皆様の御理解と御協力をお願いします。

(ラジオパーソナリティ)
 この制度のポスターには「その駐車スペース、必要な人のために開けてください」と書かれています。制度を必要としている方が施設を利用しやすいよう、私たち一人ひとりが協力し合うことが大切ですね。
 今日は、障害者等用駐車区画利用制度について、障害福祉課の小助川さんからお話を伺いました。小助川さん、ありがとうございました。

(県担当者)
 ありがとうございました。