画像:/uploads/public/archive_0000086887_00/画像:広報紙あきたびじょん_202503_p10_特集:SDGsで豊かな秋田を未来につなごう_あきたSDGsアワード2024で6社・団体が受賞(2025年3月号)

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(※以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後に、読み仮名を記載している箇所があります。)

 SDGsの達成に向けた取り組みの普及、質の向上を目指して、優れた活動を表彰する「あきたSDGsアワード」。2024年は下記の6社・団体が表彰されました。
 SDGsへの取り組みは、個人でもできることがたくさんあります。皆さんも豊かな秋田を未来につなぐ一歩として、例えば節電や節水、食品ロス削減、リサイクル、家事・育児の分担など、自分のできることから始めてみませんか。

SDGsとは

 「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略。2030年までの達成を目指して国連が定めた国際社会全体の目標です。

秋田県SDGsパートナー登録制度とは?

 SDGsの達成に向けた取り組みを実施している企業・団体を「秋田県SDGsパートナー」として登録して「見える化」し、SDGsを原動力とした持続可能な地域社会の実現を図る制度です。現在、登録が1,000を超えるなど、SDGsの輪は県内でも広がっています。

 パートナーは随時募集中です!

 県内企業のほか教育機関、研究機関、NPO、地方公共団体、個人事業主などもパートナー登録制度にエントリーできます。なかでも優れた取り組みを「あきたSDGsアワード」として毎年表彰しています。皆さまのエントリーをお待ちしています。

秋田県SDGsパートナーへの登録はこちらから(美の国あきたネット【第15期募集中です!】秋田県SDGsパートナー登録制度)

あきたSDGsアワード受賞までの流れ

  1. パートナー登録制度にエントリー
  2. あきたSDGsアワードに応募
  3. 受賞

受賞者一覧

株式会社そごう・西武 西武秋田店

地域と来店客のハブになり、SDGs活動に貢献

 買い物客が多く訪れる百貨店という場を活用し、買い物のついでに参加できる「3つの社会貢献活動」として、募金箱設置による盲導犬育成支援、植樹・育樹につながるグリーンラッピング、使わなくなったこども靴を回収し、途上国に送る国際支援を実施。また、西武秋田店で排出された生ごみを店内のコンポストで堆肥化し県内の果樹園に寄贈、そこで収穫されたりんごを西武秋田店で販売する循環型システムを構築するなどSDGs活動と来店客のハブとなり、地域と連動した取り組みを行いました。

株式会社プレステージ・インターナショナル 秋田BPOメインキャンパス

スポーツチームを核にSDGs活動を多岐に展開

 未就学児向けに運動教室を開催するほか、秋田商業高校とともに女子スポーツチーム「アランマーレ秋田」のホームゲームの集客イベントをテーマにワークショップを実施、最優秀賞をアレンジして生徒とイベントを運営するなど、次世代の活躍につながる取り組みを行いました。またホームゲーム会場と社内に不要な食料品の回収BOXを設置するフードドライブのほか、地域のボランティアや自治体とともにビーチクリーンを実施するなど「アランマーレ秋田」を核とした多様な地域貢献活動を行っています。

株式会社アマノ

食を通じて健康長寿なまちづくりに取り組む

 地域のライフラインであるスーパーマーケットが核となり、「食」を通じた健康寿命延伸に取り組んでいます。健康メニューの提案、市町村との協働・体験型イベントの開催などを通じ、健康長寿なまちづくりを進めています。試食やアンケート、ゲームなどで幅広い人が参加できる体験型イベントは、食について楽しく学べる機会を創出し、高齢化社会においても毎日ごはんをおいしく食べられ、働きがい、生きがいを感じられる、活力ある秋田の未来を目指す取り組みです。

三本珈琲株式会社 秋田支店

コーヒーで地域と世界の両輪で貢献

 自社のコーヒー製造時に発生する端材や規格外品などを活用して寄付用コーヒーを製造し、災害時には県内のボランティアセンターに贈ることで地域貢献を実施。また、売上の一部を国連WFPの学校給食支援に寄付する「レッドカップキャンペーン」に参加するほか、賛同企業も募る「SUNSHINE COFFEE PROJECT」を展開しています。食品ロスを活用した無理なく連携・協力できる仕組みづくりと、地域連携から世界へと展開可能な貢献の輪を広げる活動を行っています。

memomi

お土産品開発とスタンプでおもてなし

 映画「THE FIRST SLAM DUNK」公開をきっかけに国内外から観光客が増えた由利本荘市由利地域で、オリジナルのお土産品を開発。バスケアイシングクッキー、バスケレザープレート、バスケ酒マスなど映画にちなんだお土産品を県内事業者と協同して開発。委託販売のほか、自社で実店舗やオンラインでも販売しました。また、由利地域地図ポストカードとバスケットに関連するスタンプを地域に設置し、地図をもとに観光客が域内を回遊する流れをつくるとともに、押印の様子をSNSで発信する企画を実施し、持続可能なまちづくりに取り組みました。

由利本荘市商工会

SDGs活動を通じた地域復興支援

 令和6年7月24日からの大雨により、由利本荘市では住居等への土砂流入、床上、床下浸水などの被害が発生しました。この大雨被害を受けて、由利本荘市商工会は由利本荘市社会福祉協議会を通じた災害ボランティア活動に参加。令和6年7月31日から8月9日までの期間、関係者延べ53名が参加し、被災した地域の復興に協力しました。同会はSDGs達成に向けた宣言書の「SDGs達成に向けた重点的な取組」として地域社会への積極的な還元活動を掲げており、宣言に基づき迅速に行動しました。

お問い合わせ先

県あきた未来戦略課 018-860-1232

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このページに関するお問い合わせ

総務部 広報広聴課
TEL:018-860-1076
FAX:018-860-1072
E-mail:joukai@pref.akita.lg.jp