秋田県の高速道路について

 

 

 

 

秋田県の高速道路の概要

 秋田県の高速道路は、東北自動車道が昭和61年7月に開通して以来、着実に整備が進められ、平成9年6月には東北中央自動車道「湯沢IC～横手IC」間が開通、　同年11月には秋田自動車道「北上JCT～昭和男鹿半島IC」間が全線開通し、県内の高速道路網が整い始めました。

これ以降、順調に整備が進み、近年では

〇　平成29年度：日本海沿岸東北自動車道「大館能代空港IC～鷹巣IC」間

〇　令和2年度：日本海沿岸東北自動車道「蟹沢IC～大館能代空港IC」間

〇　令和7年11月：東北中央自動車道「下院内IC～雄勝こまちIC」間

が開通し、令和7年12月末時点の供用率は約93％となっており、全線開通まであと一歩のところまで来ております。

現在、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路として、日本海沿岸東北自動車道では「遊佐象潟道路」、「二ツ井白神～小繋」間、「二ツ井今泉道路」、東北中央自動車道では「真室川雄勝道路」において国の施行による事業が進められています。

また、平成31年3月に秋田自動車道「湯田IC～山内PA間」が4車線化の事業許可となったことに続き、令和2年3月には「山内PA～横手IC間」、令和3年3月には「北上西IC～湯田IC間」、令和6年3月には「横手北スマートIC～大曲IC間」が4車線化の事業許可となり、信頼性の高い高速道路ネットワークの構築により、物流環境の改善が図られ、企業立地の促進等による地域産業の活性化に大きく寄与するものと期待されます。

秋田県内の路線別整備状況

• 秋田県内の路線別整備状況（令和7年12月末現在）

路線名[営業名]	計画延長	供用済み延長	未整備延長	備考
東北縦貫自動車道（弘前線） [東北自動車道]	41.8km	41.8km (100%)	－	昭和58年～昭和61年開通
東北横断自動車道（釜石秋田線） [秋田自動車道]	98.5km	98.5km  (100%)	－	平成9年全線開通 【4車線化の整備状況】   平成16年.3.26 大曲・秋田南 35.2km 開通   平成31年.3.29 湯田・山内 約7.7km 事業許可   令和2年.3.31 山内・横手 約7.7km 事業許可   令和3年.3.30 北上西・湯田 約19.5km 事業許可   令和6年.3.27 横手北・大曲7.9km 事業許可
日本海沿岸東北自動車道 [日本海東北自動車道] [秋田自動車道]	約184.0km	163.5km    (89%)	20.3km  (11%)	東北横断自動車道(釜石秋田線)との重用区間 L=28.6kmを除く 【事業中区間】 遊佐象潟道路 L=17.9km（県内9.9km） 二ツ井今泉道路L=5.9km
東北中央自動車道 [東北中央自動車道]	37.6km	33.4km    (89%)	4.2km   (11%)	【事業中区間】 真室川雄勝道路 L=7.2km（県内4.2km）
秋田県合計 （A´事業を含む）	約362.0km	337.2km   (93%)	24.5km    (7%)	現道区間の二ツ井白神～小繋（6.5km）含む

 

秋田県の高速道路パンフレット

•  秋田県の高速道路の現状、供用の推移及び開通予定などの概要について記載してあります

・秋田県の高速道路【令和7年.12.9現在】.pdf