ウメ輪紋ウイルスに関する情報収集について
2015年04月28日 | コンテンツ番号 8358
ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)は、ウメ、スモモ、モモ、アンズなどに感染する植物ウイルスです。ヨーロッパでは果実の収穫前に落果を引き起こしたり、収穫しても商品にならないといった被害が報告されています。
現在、農林水産省では植物防疫法に基づき、感染植物や感染するおそれのある植物の移動制限を行うとともに、感染植物の伐採を行う緊急防除を実施しています。また、感染が疑われる植物についての情報を収集しています。万一、ウメ、スモモ、モモなどに見慣れない症状が見られる場合は、横浜植物防疫所新潟支所秋田出張所(電話 018-845-1411)又は病害虫防除所までご連絡ください。
なお、このウイルスは植物のみに感染するもので、人には感染しません。また、果実を食べたとしても健康への影響はありません。
植物の症状については、下記の農林水産省のホームページをご参照ください。