理化学部の業務
コンテンツ番号:81507
更新日:
担当名 | 主な業務 |
---|---|
理化学チーム |
食品(添加物、残留農薬等)、医薬品、家庭用品、放射能、化学物質等に関する理化学検査と調査研究を行っています。
|
食品添加物等の検査 / 残留農薬等の検査 / 医薬品検査 / 家庭用品検査 / 放射能検査 / 調査研究
食品検査(食品添加物、残留農薬等)
食品の安全性確保を目的に、秋田県食品衛生監視指導計画に従い、食品等の規格基準検査(添加物、残留農薬等)を行っています。
1 食品添加物等の検査
県内で製造・流通している食品、添加物等が規格基準等に適合しているかどうかの検査をしています。
・菓子に含まれる甘味料や保存料
・ハムやベーコンなどに含まれる発色剤
・牛乳やアイスクリームの成分(乳脂肪分等) など
この他、多数の食品について様々な検査を行っています。
2 残留農薬検査、残留動物用医薬品検査
県内で生産・流通している野菜、果物、米などの食品について、農薬が基準を超えて残留していないか検査を行っています。また、鶏卵や鶏肉、牛肉、牛乳などの畜水産食品について、残留動物用医薬品検査を行っています。
パンフレット「知ろう!食品中の残留農薬」(全32ページ) [4604KB]
医薬品の規格基準検査
県内製造の医薬品の安全性を確保するため、医薬品の成分や含有量が基準に適合しているかどうかの検査を行っています。また、県民の健康被害を防止するために、健康食品や危険ドラッグについて違法成分の検査を行っています。
家庭用品試買検査
乳幼児繊維製品などに含まれるホルムアルデヒドが基準に適合しているかどうかの検査を行っています。
ホルムアルデヒドは、繊維製品のしわ・縮みを防ぐために使われる薬剤や、プリント染料に含まれている化学物質です。この物質は刺激性が強く、一定濃度以上を含む衣類などに接触することで、湿しんやかゆみ等の皮膚炎を起こすおそれがあります。特に肌が敏感な乳幼児には注意が必要です。
環境及び食品中の放射能調査
県内の環境における放射能の影響を知るため、昭和30年代から調査を行っており、過去には諸外国による核実験や1986年のチョルノービリ原子力発電所事故による県内の影響を調査してきました。
現在は、2011年3月の福島第一原子力発電所の事故を受け、検査体制の強化を図りながら、食品や水道水の放射能検査、大気中の空間放射線量モニタリング等の測定を継続しています。
秋田県内の放射能に関する情報について(生活環境部 環境管理課)
調査研究
環境放射能水準調査、食中毒の原因となる植物性自然毒に関する研究、食品添加物や残留農薬検査の分析精度及び効率の向上に関する研究などの調査研究を行っています。