画像:広報紙あきたびじょん2024年3・4月号 特集 新県立体育館概要決定!(2024年3・4月号)

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令和10年度オープン予定

 老朽化した県立体育館の建て替えを目指し、「新県立体育館整備基本計画」を策定しました。新体育館の整備は令和7年度に着手し、同10年秋に開館予定。地元バスケットボールチームの「Bリーグプレミア」参入も考慮し、PFIを活用して効率的な整備・管理を進めます。

Bプレミア基準って?

 男子プロバスケットボール「Bリーグ」が2026-2027シーズンから創設する新トップリーグ「Bリーグプレミア」に参入するための要件。「入場者」「売上」「アリーナ」の基準が定められています。

主なアリーナ基準

  • 観客席5,000席以上 固定席と可動席は全て個席で背もたれ付きであることなど
  • 飲食や談話ができるスイート(個室)ラウンジがあることなど

PFIって?

 民間の資金とノウハウを活用し、公共施設等の設計・建設・改修・更新や維持管理・運営を行う手法。
 「新県立体育館」は、設計、施工、維持管理、運営をPFI手法で一体的に行い、民間の創意工夫による優れた公共サービスの提供とにぎわいづくりによる地域経済の活性化などを図ります。

施設の目指す姿

1.アリーナ

 すり鉢状の観客席、センターハングビジョンなどの映像装置、音響設備などを備え、コンサートなどにも対応。

特徴 スイート・ラウンジのほか、バラエティシートなどの観客席、常設の飲食売店などを整備

Bプレミア基準を上回る!収容人数6,000人以上

2.体育館(サブアリーナ)

 アマチュアスポーツ大会や県民のスポーツ・レクリエーションの利用などを想定して整備。バスケットボール2面の広さを確保。

特徴 異なる競技が同時に実施できる大型の電動間仕切り設備を設置

収容人数 200人以上

3.スポーツ医科学

 アスリートの育成拠点として運動部の生徒やトップスポーツ選手を医科学的視点からサポート。

特徴 身体組成、筋力などの測定やトレーニング指導、AIカメラを用いた戦術分析

4.ユニバーサルデザイン

 年齢、性別、身体の状況などの違いにかかわらず、誰もが快適で安全に利用可能。

特徴 授乳室、センサリールーム(感覚過敏の症状がある人とその家族が安心して過ごせる部屋)、車いすスペース、多機能トイレなど

5.緑地・遊具広場

 憩いの場となる緑地と、遊具広場を整備。

特徴 丘と一体化した建物、インクルーシブ遊具(障害の有無にかかわらず誰でも楽しめる遊具)

6.アクセス・駐車場

 公共交通機関の利用を基本とし、駐車場は、500台程度(有料)を確保。

特徴 バス・タクシー・送迎車用のロータリーを整備

詳しくはこちらから(新県立体育館の整備について)

お問い合わせ先

県スポーツ振興課 018-860-1246

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