画像:広報紙あきたびじょん2024年3・4月号 知事コラム(2024年3・4月号)

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(※以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後に、読み仮名を記載している箇所があります。)

知事コラム さたけびじょん

備えよ常に

 今年のお正月は全県的に雪が少なく、穏やかな中で元日を迎えましたが、夕刻になり突然にお屠蘇(とそ)気分を吹き飛ばすような大地震が能登半島で発生しました。
 幸い本県で被害はなかったものの、夜に入り輪島市中心部の大火災、大津波の襲来など、現地の状況が分かるにつれ、被害の甚大さが伝わってきました。
 さらに翌日には、羽田空港で救難活動中の海上保安庁の航空機と民間機の衝突炎上事故が発生しました。亡くなられた方のご冥福と被災された方々が一日も早く日常の暮らしに戻ることを祈るばかりです。
 本県からも各種の救援チームを派遣していますが、地形が大きく変わり、復旧・復興は困難を極めるようです。
 東日本大震災、今回の能登半島地震、昨年夏の秋田市を中心とした大水害、国内でも国外でもさまざまな大災害が毎年のように発生しています。
 自然のなせる業に人間社会が完全に勝つことは永遠に不可能で、いつ何時大災害に見舞われてもおかしくありません。
 何よりも人命優先、被害を最小限に抑えるために、まさに「備えよ常に」の心構えで、いざという時に備え準備を怠らないことが大切ではないでしょうか。

パートナー こんにちは、誘致企業です

秋田エプソン株式会社(所在地:湯沢市岩崎字壇ノ上1 / 従業員数 合計1,002名(2023年10月現在))

1986年操業開始

毎年25人新卒採用予定人数

湯沢で生産と雇用を拡大

 前身は1986年にオリエント時計株式会社の出資により、湯沢市柳田に設立された秋田オリエント精密株式会社。88年に同市岩崎に移転し、2009年にセイコーエプソン株式会社のグループ会社となって現社名になりました。
 湯沢を拠点に年々生産設備を拡大し、事業の柱であるインクジェットプリンター用部品の製造では2016年に新工場を建設。さらに昨年末にも新たに工場が完成しました。また、工場内で使用する電気を全て再生可能エネルギーに転換するなど環境への配慮も。
 長年地元採用を続け、地域の雇用創出にも貢献しています。

<参考>発行に関するデータ等

編集・発行

秋田県広報広聴課
〒010-8570 秋田市山王四丁目1番1号
TEL:018-860-1076 FAX:018-860-1072
メール:joukai@pref.akita.lg.jp

秋田県データ

県人口:909,501人(前月比:1,487人減少)
世帯数:384,862世帯(前月比:370世帯減少)
※令和6年1月1日現在の推計値。

その他

奇数月1日発行(年6回)。
※点字版、音声CD版をご希望の方はお知らせください。
※広報紙は41.3万部作成し、経費(デザイン、印刷、配布)は1部当たり約27.69円です。

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