県教育委員会では、令和6年に開館30周年を迎える秋田県立近代美術館(横手市・秋田ふるさと村内)のめざす姿を象徴的に可視化し、今後も広く県民に親しまれる施設となるよう、そのシンボルとなる公式ロゴマークを決めるための県民投票を行った結果、次のとおり決定しましたので、お知らせします。

1 ロゴマークについて

(1)ロゴマーク

(2)ロゴマークのコンセプト

・先進的な印象とともに、美術館が立地する横手の自然や、文化を受け継いでいく時の流れを感じさせるロゴマークです。 

・シンボルマークは、山河などの自然の形状と、過去から現在そして未来へと文化を継承していく時の連続性を、「Akita Museum of Modern Art」の「A」と「M」の流線型で表しています。

・カラーは、知性と清新さを感じさせるとともに、自然の豊かさを想起させるブルーグリーンを使用しています。

・ロゴタイプ(文字)は、新しさと温かみを感じさせるオリジナルフォントを用いています。

2 県民投票について

(1)投票結果

・有効投票数 1,178票(二重投票、無記名、投票無資格者は除く)

 

  ロゴマーク候補 得票数
候補A 559票(47.4%)
候補B 246票(20.9%)
候補C 373票(31.7%)

 

 

(2)投票者からのコメント(Aのみ一部抜粋)

・秋田を象徴する自然の美しさと文化の融合、そして文字の色、形の全体的バランスが卓越している。(70代)

・流線型でAとMを、さわやかな緑で表現していて美しいと思った。継承していく様子にひかれた。ロゴもバランスよく感じる。(60代)

・デザインに込められた意味に納得感があり、マークの形に柔らかさ、親しみを感じ、また長い時間をかけて地形が変わるように、芸術作品を見る目や価値観の移ろいも示唆的だと思った。(40代)

・爽やかな色で緑豊かな秋田を想起させました。また曲線を使ったデザインも優しさが感じられ、無機質な他のデザインよりも気軽に立ち寄られる美術館のイメージを連想させられました。

・AとMがひと繋がりになっていることから、文化の継承、人と人との繋がり、これからも続いていく時代や未来へのワクワク感を、そして鮮やかな緑から秋田の美しい自然を感じました。ロゴから我らの秋田そのものを感じたので投票しました。これまでたくさんの人が繋いできた美しい秋田の過去と、これからも続いていく美しい秋田の未来を象徴する美術館になってもらいたいです。(10代)

・爽やかな色合いと柔らかな雰囲気が、秋田の広大な自然と澄んだ空気、どこまでも広がり続ける青空のイメージを想起させる素敵なロゴだと感じたから。また、波打つ形状に、芸術の多様性と変幻自在の輝きを感じ取ることができ、非常に惹かれたから。(10代)

(3)投票概要

・投票期間 令和5年9月27日(水)~10月18日(水)

・投票資格 秋田県内在住者及び秋田県出身者

・投票方法 投票専用フォーム

・記念品  抽選により20名に、記念品(新ロゴマーク入りオリジナルQUOカード1,000円券と近代美術館「特別展」招待券2枚)を発送

3 ダウンロード

秋田県立近代美術館公式ロゴマーク決定について(公表資料) [276KB]