青年海外協力隊員 床次 あかねさん(スリランカ在住)からの報告
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初めまして。秋田市雄和出身の床次あかねと申します。
私は平成23年10月から、青年海外協力隊として、スリランカに来ています。平成26年1月には帰国予定です。
現在、スリランカの南にあるアハンガマという街のホテル学校で、生徒に日本食を教えています。この学校は、2004年に起きた、スマトラ島地震による津波の大災害後の復興支援として、アメリカが建てたホテル学校です。コースは料理・製パン・ハウスキーピング・レストランクラスの4コースがあり、私は、この中の料理コースのクラスの生徒に、日本料理を教えています。
学校は海に面しており、裏門は、プライベートビーチの様な素晴らしい海岸に繋がっています。なので、授業の間も始終、海の波の音が聞こえて来る、とても環境の良い場所にある学校です。
日本料理を教える際必要となる昆布やわかめ等の海藻や、かつお節はスリランカでは全く手に入らないので日本から送ってもらっています。また、スリランカでも手に入る醤油も高価であったり等、困難は沢山あるのですが、少しでもこの国の生徒に日本料理について知ってもらえれば。と考えています。また、料理だけでなく、授業の中で折り紙や日本語を教え、日本の文化面についても紹介しています。
私が伝えた事が、今後生徒達の将来のどこかに生かしてもらえたらな、と考えています。