画像:広報紙あきたびじょん2023年11・12月号 知事コラム(2023年11・12月号)

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(※以下、読み方が難しい語句や固有名詞の後に、読み仮名を記載している箇所があります。)

知事コラム さたけびじょん

大暴れの今夏!

 灼熱の夏から急激に寒いくらいの朝夕の秋に変わりましたが、今年の夏は世界的に大暴れの夏になりました。
 地球上のあちこちで、観測史上類を見ない大雨や高温により、大水害や広範囲な山火事が発生し、大勢の犠牲者や家屋・財産等の喪失、無数の公共基盤の損壊、さらにはさまざまな農作物被害等に見舞われました。
 本県でも、未曾有の水害により1名の方がお亡くなりになり、また多くの家屋が被災しました。
 問題なのは、これは時々生ずる異常気象というよりも、地球温暖化による地球規模の気候変動期に入り、今年のような気象状況が普通になるであろうということです。
 ということは、これまでの経験則による防災対策は通用しません。もちろん全ての対策を河川改修などによるハード整備で対応することは物理的に可能ですが、より抜本的なハード整備と、命と財産を守るための情報伝達や避難方法などのソフト対策の両方の充実が求められます。
 要は、国や自治体、そして企業・団体、さらに個々人において、今年の大暴れの夏の教訓を忘れず、これからの防災対策を自分事として考え、取り得る最善の策を講ずることにあるのではないでしょうか!

パートナー こんにちは、誘致企業です

株式会社NS・コンピュータサービス(本社:新潟県長岡市金房3-3-2 / 従業員数 合計552名(2023年4月1日現在))

2023年操業開始

100人地域採用予定

車載製品のシステム開発

 2輪車用メーターとヘッドアップディスプレイ(ドライバーが前方視線のまま、フロントガラスに映し出された表示や情報を確認できるシステムのこと。)で世界シェア1位を誇る車載メーターのメーカー、日本精機株式会社。そのシステムの開発・設計のほか、企業や官公庁、学校向けのシステム開発などを手掛ける株式会社NS・コンピュータサービスが、3月に国内6拠点目となる「秋田センター」を秋田市中通に開設しました。
 秋田センターは主力である自動車用メーターの開発・設計を担当。秋田県の子どもたちの学力の高さに着目しての開設で、県内の新卒者やAターン人材の採用に積極的に取り組んでいます。

<参考>発行に関するデータ等

編集・発行

秋田県広報広聴課
〒010-8570 秋田市山王四丁目1番1号
TEL:018-860-1076 FAX:018-860-1072
メール:joukai@pref.akita.lg.jp

秋田県データ

県人口:914,688人(前月比:1,003人減少)
世帯数:385,740世帯(前月比:81世帯減少)
※令和5年9月1日現在の推計値。

その他

奇数月1日発行(年6回)。
※点字版、音声CD版をご希望の方はお知らせください。
※広報紙は41.3万部作成し、経費(デザイン、印刷、配布)は1部当たり約23.02円です。

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