八郎湖の富栄養化と密接な関係にあるアオコの発生状況をお知らせします。

アオコの発生状況は、国立環境研究所が提唱している「見た目アオコ指標」により、レベル0~6に分類して整理します。「見た目アオコ指標(八郎湖版)」はこちらをクリック

八郎湖周辺の次の位置で確認しています。

図:アオコ調査地点

アオコの発生状況

 

H25年度アオコ発生状況一覧表 [21KB]

 本ページへ掲載されている「H25年度アオコ発生状況一覧表」はオープンデータです。
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 ※:本アオコ調査結果は、R4年度に実施したオープンデータ化に伴い、データを再整理しています。

調査地点の詳細

  1. 馬踏川大橋(馬踏川末端の橋)下流側の川岸を目視
  2. 飯塚排水機場前の湖岸を目視
  3. 馬場目大橋(馬場目川末端の橋)の上から目視
  4. 馬場目川と八郎湖の合流点の川岸を目視
  5. 八郎湖増殖漁業協同組合前の湖岸を目視
  6. E1取水口向かい側(八郎潟町湖岸)の三倉鼻付近の湖岸を目視
  7. 馬場目川河口向かい側のF1取水口(大潟村湖岸)付近の湖岸を目視
  8. 野石橋下の湖岸を目視
  9. 小深見川魁橋下流側の川岸を目視
  10. 塩口水路と八郎湖の合流点の岸を目視
  11. 天王大崎のヨシ等の植え付けをしている粗朶(そだ)消波堤外側の湖岸を目視

平成24年度と平成25年度におけるアオコの発生と水質の状況

平成24年度の夏期には、下の表に示すとおり、平年に比べ降水量が少なく、気温が高かったほか、日照時間も長かったことから、アオコの大量発生が見られました。また、アオコが大量発生したことで、図1に示すとおり、平成24年度の水質は大幅に悪化しました。

平成25年度は、平年に比べ降水量も多く、アオコの大量発生には至らなかったことから、平成24年度に見られたような夏期の水質悪化は見られていません(図2)。

表:大潟村における気象データ

図1 八郎湖の環境基準点における水質(COD)の経年変化
グラフ:八郎湖の環境基準点における水質(COD)の経年変化
図2 八郎湖の環境基準点における水質(COD)の経月変化
画像:調整池の水質(COD)の経月変化 画像:大潟橋の水質(COD)の経月変化 画像:野石橋の水質(COD)の経月変化