県は、令和4年12月15日に首都圏等のごみ焼却施設から排出された焼却灰の受入れを行っている小坂町のグリーンフィル小坂(株)において、放射能の状況を監視するため、立入調査を実施しましたので、その結果について、次のとおりお知らせします。                                          

敷地境界の空間放射線量

 

 敷地境界における空間放射線量の測定結果は次のとおりであり、これまで実施した測定結果(別添資料参照)と同レベルで、秋田県における地上高さ1mにおける空間放射線量の範囲(0.03~0.09マイクロシーベルト/時)と同等となっています。                  

                         〔単位: マイクロシーベルト/時〕       

表1 敷地境界の空間放射線量
測定日 グリーンフィル小坂(測定個所:4定点)
令和4年12月15日 0.04~0.05

 

放流水の放射性物質濃度

 

 放流水における放射性セシウムの測定結果は次のとおりであり、これまで実施した測定結果(0.87~7.4ベクレル/リットル)と同レベルになっています。
 なお、公共水域中の放射性物質の濃度基準〔(セシウム134の値/60)+(セシウム137の値/90)≦1〕に比べて大幅に低い数値となっています。

                                   〔単位: ベクレル/リットル〕

表2 放流水の放射性物質濃度
採取日 グリーンフィル小坂
放射性セシウム
令和4年12月15日 2.3

  

 

排出汚泥の放射性物質濃度

 

 排出汚泥における放射性セシウムの測定結果は次のとおりであり、これまで実施した測定結果(不検出~30ベクレル/キログラム)と同レベルになっています。

                                 〔単位: ベクレル/キログラム〕

表3 排出汚泥の放射性物質濃度
採取日 グリーンフィル小坂
放射性セシウム
令和4年12月15日 7.4

 

地下水の放射性物質濃度

 

 地下水における放射性セシウムの測定結果は次のとおりであり、これまでも検出されたことはありません。     

                                   〔単位: ベクレル/キログラム〕

表4 地下水の放射性物質濃度
採取日 グリーンフィル小坂
放射性セシウム
令和4年12月15日 不検出

 

河川の放射性物質濃度

 

 グリーンフィル小坂の放流地点の下流にある小坂川の新山崎橋※で採取した河川水における放射性セシウムの測定結果は次のとおりであり、これまでも検出されたことはありません。                     

                                 〔単位: ベクレル/キログラム〕

表5 河川の放射性物質濃度
採取日 小坂川(新山崎橋)
放射線セシウム
令和4年12月15日 不検出

※ 平成27年3月まで山崎橋で採取していましたが、通行不可となったため、平成27年4月から約50m下流の新山崎橋で採取しています。 

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測定結果の詳細 [82KB]