画像:広報紙あきたびじょん2022年7・8月号 特集 目指せ日本一の新エネ供給基地

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第2期秋田県新エネルギー産業戦略を改訂しました

 本県は、風力発電や地熱発電などの再生可能エネルギー(再エネ)の導入を積極的に進め、国内最大級の新エネルギー(新エネ)供給基地を目指しています。
 また、発電所の保守管理や部品製造などの関連産業による県内への経済効果を最大限にできるよう、取り組みを強化しています。

令和2年度(2020年度)の発電量は県内電力需要の約4割に相当

県内の再生可能エネルギー発電導入量(単位:万キロワット)
年度 総発電導入量 風力発電 地熱発電 太陽光発電 水力発電 バイオマス発電
平成27年度(2015年度)【実績】 86 28 9 11 30 9
令和2年度(2020年度)【実績】 150 65 13 30 30 11
令和7年度(2025年度)【目標】 176 90 14 30 31 11
令和12年度(2030年度)【見込み】 309 220 17 30 31 11
令和22年度(2040年度)【見込み】 366 277 17 30 31 11

※1万キロワット未満の数字は四捨五入しており、総発電導入量と各発電の合計が合わない場合があります。

目指す姿 国内最大級の新エネルギー供給基地と関連産業集積拠点の形成

3つの方向性

1.再生可能エネルギー発電の導入拡大

洋上風力や地熱などの成長分野において集中的に導入拡大を図ります。

2.関連産業における県内への経済効果の最大化

国内屈指の洋上風力産業拠点の形成と県内企業の受注拡大を図ります。

3.再生可能エネルギーの活用促進

カーボンニュートラルに向けて県産再エネの活用促進を図ります。

秋田港・能代港では国内初となる本格的な洋上風力発電所の建設工事が進められています。
昨年9月に基礎工事を終え、現在、風車本体の設置工事が始まっています。

重点プロジェクトの一部をご紹介

1.洋上風力の導入拡大

  • 洋上風力発電に携わる企業間の連携促進、関連企業の誘致や関連技術のイノベーションの促進、人材育成などを行い、洋上風力の導入拡大を進めます。

2.経済的効果拡大

  • 発電所の建設工事、部品製造、運転・保守などへの県内事業者の参入拡大を図り、洋上風力の一大産業拠点を形成します。

Aさん:「洋上風力の導入で県内にどのくらいの経済効果があるの?」
Bさん:「建設工事、20年間の運転・保守および撤去における、県内への経済波及効果は約3,820億円と試算されています。」

3.再エネの地産地消

  • 秋田県内で作った再エネ電気を県内で使えるよう、発電と需要のマッチングや供給の仕組みづくりを行います。
  • 100%秋田県産再エネを活用した工業団地の整備を行います。
  • 再エネ電気での水素製造に向けて取り組みます。作った水素は再び発電に使えるほか、水素ステーションでも活用できます。都市ガスやアンモニアの原料にもなります。

世界洋上風力サミット2022(GLOBAL OFFSHORE WIND SUMMIT - JAPAN 2022)

国内外から700名が参加する国際的なシンポジウムです!

今年は秋田で開催!

日時
 令和4年11月9日(水曜日)、10日(木曜日)

会場
 あきた芸術劇場「ミルハス」、秋田市文化創造館

世界洋上風力サミット2022の詳しい情報はこちらから<外部リンク>

お問い合わせ先

県エネルギー・資源振興課 018-860-2281

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