特集 秋田の森林 若返らせるなら今なんです

2022年08月24日 | コンテンツ番号 65824

画像:広報紙あきたびじょん2022年7・8月号 特集 秋田の森林 若返らせるなら今なんです

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 本県は全国有数の森林資源量を誇り、収穫適期の森林が豊富にあります。カーボンニュートラルの実現のためには、そういった森林を伐採し、植林を行って森を若返らせることが重要です。しかし、秋田では伐採後の再造林が伸び悩み、若い森林が少なくなっており、森林を若返らせることが急務となっております。

カーボンニュートラルとは?

 人間の生産活動で排出される二酸化炭素などの温室効果ガス排出量と、森林などによる吸収量を同じにして″差し引きゼロ″にすること。国は2050年までにカーボンニュートラルの達成を目指しています。

Aさん・Bさん:「どんな木が二酸化炭素をより多く吸収できるの?」
Cさん:「樹齢40年以下の若い木だよ。若い木が成長する過程でどんどん二酸化炭素を吸収するんだ。」
Aさん・Bさん:「だから、伐採後は植林して森を若返らせることが重要なんだね。」

「森林循環」と「木材利用」でカーボンニュートラルに貢献

 樹木は二酸化炭素を吸収して貯蔵します。建材や家具などに利用されている間も炭素は木材に貯蔵されたままです。さらに、エネルギーにも利用できます。
 伐採後は再び植林(再造林)し、下刈りや間伐を行いながら育てます。植林して約50年から70年で再度樹木を収穫できます。
 「森林循環」と「木材利用」の健全なサイクルを作ることが重要です。

森林の循環

  1. 木を植える(再造林)
  2. 育てる
  3. 収穫する
    ※森林の循環1から3を繰り返す

木材の利用

  1. 建材・家具利用
  2. リサイクル
  3. エネルギー利用

令和4年度からスタート カーボンニュートラルに挑戦する再造林拡大事業

 森林の循環には欠かせない再造林を応援します

再造林拡大事業の詳しい情報はこちらから

 1.山のプロがあなたの森林を保育管理

 林業経営体が植栽から10年間の保育管理を行います。

(1)相談
 Dさん:「木を売って再造林したらどのくらいお金が残るの?」、「山を手放すしかないかな」
 Eさん:「実家の山、どうしようかな」
 森林の所有者が林業経営体(植栽や下刈りなどの保育作業や丸太の生産を行っている森林組合・会社など)に相談

(2)説明・提案
 林業経営体に所属する技術者「あきた造林マイスター」が森林に合わせた事業の仕組みを説明し、収支プランを提案

(3)計画
 保育・管理の計画を立て、将来必要となる負担額を把握

(4)契約
 保育・管理などの業務を10年間、林業経営体に任せることが可能に

(5)伐採・植林・保育
 植林し、保育管理が行き届いた森林に
 Dさん:「山の将来の見通しが持てた」、「ご先祖の山を残すことができた」
 Eさん:「山のことは林業経営体にお任せします」

※再造林には助成もあります

2.低コストで造林

 植栽や保育のコスト削減のため、新しい技術や機械の導入を進めています。

3.優良な苗木の生産

 成長が良く、材質に優れた木の生産のため、優良木の採種園を造成しています。

4.再造林の普及

 県民への広報活動を行っていきます。


お問い合わせ先  県林業木材産業課 018-860-1917

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