画像:広報紙あきたびじょん2022年5・6月号 特集 咲きほこれ! 新秋田元気創造プラン スタートアップ予算!

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 令和4年度は、「新秋田元気創造プラン」のスタートの年です。
 プランに掲げた六つの重点戦略に基づく施策・事業を中心に編成しました。
 特に、「賃金水準の向上」、「カーボンニュートラルの促進」、「デジタル化の推進」の三つの選択・集中プロジェクトに加え、「若者・女性の活躍推進」について、横断的・集中的に推進し、誰もが希望を持ち、住み続けていくことができる秋田を実現してまいります。

1. 令和4年度一般会計予算

総額 6,141億円(対前年度6月補正後比 プラス87億円、プラス1.4%)

歳入

  • 地方交付税 1,926億円(31.4%)
  • 国庫支出金 1,025億円(16.7%)
  • 県税 1,000億円(16.3%)
  • 県債 676億円(11.0%)
  • 諸収入 435億円(7.1%)
  • 地方消費税清算金、地方譲与税など 1,079億円(17.5%)

歳出

  • 一般行政経費 1,698億円(27.7%)
  • 人件費 1,388億円(22.6%)
  • 公債費 983億円(16.0%)
  • 公共事業費 912億円(14.9%)
  • 社会保障関係経費 880億円(14.3%)
  • その他投資的経費 280億円(4.5%)

端数処理のため、計・率が一致しない場合があります。

2. 健全な財政運営の確保

(1) 次の世代に負担を残さないよう、可能な限り県債発行額を抑制し、プライマリーバランス(※注釈1)の黒字を確保

元金償還額:909億円、県債発行予定額:676億円
(元金償還額が県債発行予定額より多い。)

 ※注釈1:「プライマリーバランス」とは、行政サービスを提供するための経費を税収でまかなえているかどうかを示す指標のこと。

(2) 災害時の対応などのために積み立てている基金を有効に活用しつつ、一定の基金残高を確保

令和4年度末実質基金残高(※注釈2)見込み:244億円

 ※注釈2:「実質基金残高」とは、市場公募債の償還財源として、ルールに基づき減債基金に積み立てた額を除いた残高のこと。

3.「 新秋田元気創造プラン」の六つの戦略に基づく主な事業

(1)産業・雇用(511億円)

代表的な事業 リーディングカンパニー創出応援事業 5,034万円

地域経済をけん引する企業を創出するため、生産性向上による賃金水準の向上や企業価値の向上に資する取り組みに対して支援します。

(2)農林水産(338億円)

代表的な事業 夢ある園芸産地創造事業 5億4,780万円

稲作に園芸や畜産を組み合わせた複合型生産構造への転換を加速するため、市町村の園芸振興計画に基づく産地化に向けた取り組みを支援します。

(3)観光・交流(161億円)

代表的な事業 広域連携による戦略的プロモーション事業 2,620万円

他都県との観光流動の促進および誘客の拡大を図るため、広域連携によるプロモーションを展開します。

(4)未来創造・地域社会(150億円)

代表的な事業 若年女性の県内定着促進事業 9,187万円

県内企業の魅力発信や若年女性にとって魅力ある職場づくりを推進するほか、県内定着につながる県民意識の醸成を図ります。

(5)健康・医療・福祉(1,763億円)

代表的な事業 「あきた健康宣言!」推進事業 1,953万円

生涯にわたって元気で健やかに暮らせる「健康寿命日本一」を目指し、健康づくり県民運動を展開します。

(6)教育・人づくり(219億円)

代表的な事業 デジタル教育未来へRUNプロジェクト事業 1億917万円

デジタル社会で活躍する人材を育成するため、最新のICT(情報通信技術)教材やIT(情報技術)専門人材を活用した高校教育を推進します。

4. 新型コロナウイルス感染症への対応に関する主な事業

  • 日常生活回復に向けたPCR等検査無料化事業 17億4,677万円
  • 新型コロナウイルス感染症自宅療養者給付金事業 9億4,358万円

お問い合わせ先

県財政課 018-860-1104

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