特集:「大変革の時代 新秋田元気創造プラン」 スタート
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時代の潮流や本県の現状と課題を踏まえ、新たな県政運営の指針「大変革の時代 新秋田元気創造プラン」を策定しました。
プランでは、本県の最重要課題である人口減少問題をはじめとする諸課題の克服に向けて、将来を見据えた実効性の高い施策・事業に取り組みます。
プランの推進期間 / 2022年度から2025年度までの4年間
本県が目指す「高質な田舎※」につながる4年後の秋田の姿を表す目標 “四つの元気”
- 強靱化(レジリエンス)しなやかな強さがある秋田
- 持続可能性(サステナビリティ)将来にわたり安心して暮らせる秋田
- 存在感(プレゼンス)日本の成長に貢献する秋田
- 多様性(ダイバーシティ)誰もが生き生きと活躍できる秋田
※ 高質な田舎とは、「秋田の原点」である豊かな自然や受け継がれてきた多様な文化に抱かれつつ、これを守り、ここに住む誰もが、一人ひとり自らの素養を磨き、豊かな心を持ってお互いを慈しみ合いながら、新たな産業や文化の創造にチャレンジし、生き生きとゆとりを持って暮らしている姿
「人口減少問題の克服」のポイントは?
全国的に、賃金水準が高い地域(東京都など)ほど県外からの転入が多く、低い地域(秋田県など)ほど転出が多くなる傾向にあります。
そこで、賃金水準を「地方圏(※注釈)平均」に、社会増減数を「マイナス1,300 人」にすることを2030年までの目標値としています。
※注釈:「地方圏」とは、 産業構造が大きく異なる三大都市圏を除いた道県のこと。「三大都市圏」とは、東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)、名古屋圏(愛知県、岐阜県、三重県)、大阪圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)に属する11都府県のこと。
「賃金水準」と「社会増減」の目標値
2019年の賃金水準
- 地方圏平均 406万円
- 秋田県 353万円
年 | 社会増減 | 賃金水準 |
---|---|---|
2021年【現状値】 | マイナス2,992人 | 地方圏平均の87% |
2025年【目標値】 | マイナス2,000人 | 地方圏平均の95% |
2030年【目標値】 | マイナス1,300人 | 地方圏平均の100%達成 |
“四つの元気”を創造するための施策
選択・集中プロジェクト
重点戦略に基づく取り組みのうち、特に注力すべきもの
- 賃金水準の向上
- カーボンニュートラルへの挑戦
- デジタル化の推進
重点戦略
- 産業・雇用
賃金の引上げに取り組む県内企業等を応援する制度の構築 など - 農林水産
県産農産物のブランド化に向けたプロモーションの展開 など - 観光・交流
食・文化・スポーツなど多様な分野と観光の連携・融合による交流人口の拡大 など - 未来創造・地域社会
結婚・出産・子育てに関する情報の発信等による若者の結婚や子育てに対する意識の啓発 など - 健康・医療・福祉
医療のデジタル化に向けたオンライン診療の活用モデルの構築など - 教育・人づくり
ICT(情報通信技術)の活用による質の高い学びの推進 など
基本政策
- 防災減災・交通基盤
- 生活環境
- 自然環境
お問い合わせ先
県総合政策課 018-860-1217