さまざまな理由で、生みの親と一緒に生活できない子どもが
 秋田県内に約200人います。

 こうした子どもたちが「家庭」という環境で
 温もりをいっぱいに感じながら成長していくための仕組みが「里親制度」です。

 ~秋田県にもっと「里親の輪」を広げたい~

 そんな想いから、里親PRキャラクターが誕生しました!


 このキャラクターのネーミングを募集したところ
 県内外から338件もの応募をいただきました。

 ご応募くださった皆さま、ありがとうございました。


採用されたネーミングはこちら!

 

 

素敵なネーミングをつけてくださった6名をご紹介します!

 『エーナファミリー』小林 哲 様

 『まもる』 水澤 美樹 様

 『あい』 真坂 るみ子 様

 『きなこ』 佐藤 なな 様

 『わかば』 中村 彰男 様

 『ニコリ』 菅原 晃代 様

 6名の皆さま、おめでとうございます!


選考委員長(地域・家庭福祉課長) 佐藤寧より

  本県の里親PRキャラクターとネーミングを決定しました。
 キャラクターは、鳥のエナガを用いました。エナガは、仲間の子育てを手伝う習性があります。
 「里親」と聞くと、血縁の無い子どもを、自分の実の子どもとして育てることをイメージする方も多いと思いますが、これは「養子縁組里親」と呼ばれており、いくつかある里親の姿の1つです。
 実際は、養子縁組はせず、自宅で子どもを預かり、成長を手助けする「養育里親」の方が遙かに多いのです。また、養育里親のような長い期間では無く、週末の帰宅先となる「週末里親」と呼ばれる方々もおられます。
 こうしたことに着目し、エナガをキャラクターとして選びました。

 そして、このキャラクターへの素敵なネーミングを皆さんから募ったところ、短い募集期間でしたが県内外から338件ものご応募をいただいております。
 いずれも佳作で、書き添えられたネーミング理由も頷かされるものばかりでした。
 今回、採用させていただいたエーナファミリー、本当に良い名前です。モチーフにしたエナガと、良いことだ、という意味の「えーな」の2つの意味を持っていますし、私たちも、日頃よく使う言葉で、親しみがあります。
 親エナガの名前も、愛を持って守るという、誰しも頷く優しさに満ちています。
 子どもエナガの名前は、敢えて、親エナガと似ていない名前です。きなこ、わかば、ニコリ。この中の誰かは、実の子どもかも知れませんし、みんなが実の子どもでは無いかも知れません。里親家庭の姿は様々ですので、そうした余韻を残しています。

 県内では、200人以上の子どもたちが、何らかの事情で、実の親と暮らしていません。
 そうした子どもたちが、少しでも家庭の中で暮らしていけるよう、私たちはたくさんの方々と一緒に頑張っています。
 このエーナファミリーが、里親制度を皆さんに知っていただく上で、大きな力になってくれるものと信じています。そして、今回、ご応募くださったのに採用できなかった皆さま、皆さまにも心から感謝いたします。
 今よりもっと、たくさんの方々に、里親について考え、応援していただければと思います。
 ありがとうございました。


ネーミング発表会フォト

 ネーミング発表

 

 

 

 

 

 

集合写真
 ネーミング発表

 

 

 

 

 

 

                                 記念の集合写真