災害廃棄物の試験焼却処理について（第１報）
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本日より、大仙美郷環境事業組合の焼却施設「大仙美郷クリーンセンター」において岩手県宮古市の災害廃棄物の試験焼却を行うにあたり、災害廃棄物の搬出・搬入時に空間放射線量率の測定を行った結果は次のとおりであり、午後６時より試験焼却処理を開始しましたのでお知らせします。
なお、明日（３／２７）も災害廃棄物の搬出・搬入作業を行いますので、その測定結果については、本日と同様、お知らせします。
空間放射線量率の測定結果
宮古市藤原埠頭の選別・破砕処理エリアにおいて災害廃棄物を積み込み搬出する際及び大仙美郷クリーンセンターに到着した際に、災害廃棄物を積み込んだ運搬車両４台について空間放射線量率を測定した結果、次のとおり、いずれもバックグランドと同レベルであり、問題のないことを確認しております。
| 車両１ | 車両２ | 車両３ | 車両４ | バックグラウンド | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 搬出時(宮古市) | 右側面 | ０.０５ | ０.０６ | ０.０６ | ０.０５ | ０.０５ |
| 左側面 | ０.０４ | ０.０５ | ０.０５ | ０.０５ | ||
| 搬入時(大仙市) | 右側面 | ０.０５ | ０.０５ | ０.０５ | ０.０５ | ０.０５ |
| 左側面 | ０.０５ | ０.０５ | ０.０５ | ０.０６ | ||
※バックグラウンド：敷地内で災害廃棄物の影響を受けない十分に離れた地点
※車両における測定位置は、荷台（コンテナ）側面の中央部から１ｍ離れた地点
※左右の別は車両正面（フロントサイド）から見た場合
※秋田県における地上高さ１ｍにおける空間放射線量率は０.０３～０.０９マイクロシーベルト／時
試験焼却処理を行う災害廃棄物量等
大仙美郷クリーンセンターに搬入した災害廃棄物の量は９.９２トンであり、混焼割合(※)は約１３％となります。
※混焼割合〔混入量9.92ｔ/日÷焼却量全体77ｔ/日×100≒13％〕
| 車両１ | 車両２ | 車両３ | 車両４ | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 積載重量 | ２.７３ | ２.３３ | ２.２８ | ２.５８ | ９.９２ |
※運搬には１０トン車両１台、４トン車両３台を使用