平成23年11月4日 環境整備課県は、10月31日に首都圏等のごみ焼却施設から排出された焼却灰の 処理を行っていた大館市のエコシステム秋田(株)、エコシステム花岡(株)、 小坂町のグリーンフィル小坂(株)において、放射能の状況を監視するため、 立入調査を実施しましたので、その結果について、次のとおりお知らせし ます。

敷地境界の空間放射線量

3施設の敷地境界における空間放射線量の測定結果は以下のとおりで あり、これまでの調査結果と同レベルで、いずれも秋田市における空間 放射線量の通常レベル(0.022~0.086マイクロシーベルト/時) の範囲内となっています。

表:敷地境界の空間放射線量

放流水の放射性物質濃度

  • エコシステム秋田及びエコシステム花岡については、放射性ヨウ素、 放射性セシウムのいずれも検出されませんでした。
  • グリーンフィル小坂については、放射性ヨウ素は検出されませんでし たが、放射性セシウムが3.0ベクレル/リットル検出されました。こ の数値は、これまでの測定結果(2.4~3.6ベクレル/リットル) と同レベルとなっています。
  • なお、一般廃棄物最終処分場の排水処理の目安とされるセシウム13 4で60ベクレル/リットル、セシウム137で90ベクレル/リット ル※1に比べて大幅に低い数値となっています。

表:放流水の放射性物質濃度

参考事項

処理業者によるモニタリング結果

  • エコシステム秋田、エコシステム花岡及びグリーンフィル小坂は、敷 地境界の空間放射線量、放流水の放射性物質濃度等を自主的に測定し、 親会社であるDOWAエコシステム(株)のホームページ※2等で公開し ています。
  • 8月~10月の測定結果の概要は、次のとおりとなっており、空間放 射線量、放流水の放射性物質濃度のいずれも県の調査結果と同レベルと なっています。

表:処理業者測定結果

※2ホームページURL DOWAエコシステム株式会社
なお、10月の測定結果は、掲載準備中。