現在、肥育牛に給与する濃厚飼料は、ほとんど海外からの輸入に頼っているのが現状です。本試験は、飼料自給率向上を図るため、乳酸、ギ酸などを加えて調製した飼料用稲の籾米(ソフトグレインサイレージ、以下飼料用米SGS)を肥育全期間給与する方法の確立を目的としています。

現在は、以下の試験計画を実施しています。

  1. 飼料用米SGSの肥育素牛への給与技術の開発
    • 肥育素牛育成牛への飼料用米SGS 給与量の検討
  2. 飼料用米SGSの肥育牛への多給技術の開発
    • 交雑種(ホルスタイン種×黒毛和種)への飼料用米SGS多給技術の検討
    • 黒毛和種への飼料用米SGS多給技術の検討
  3. 肥育牛への飼料用米SGS多給が産肉成績等に与える影響の検討
  4. 飼料用米SGS多給による肥育技術マニュアルの策定

詳細は、以下のPDFファイルを参照ください。