平成23年7月12日~13日に、全国知事会議が秋田市で開催されました。地方開催としては31回目であり、本県では初めての、北海道・東北ブロックでは、平成16年度の新潟県以来7年ぶりの開催です。

会議では、まず、東日本大震災からのわが国の復興に向けた協議を行い、その中で、「日本の再生に向けて-東日本大震災 復興への提言」及び「原子力行政に対する国への緊急提言」がとりまとめられました。また、社会保障と税の一体改革、地方分権改革の推進、国と地方の協議の場の更なる活用、「日本のグランドデザイン~多極で持続可能な社会の形成に向けて~」、全国知事会組織のあり方、平成24年度国の施策並びに予算に関する提案・要望等について議論が行われました。

佐竹知事からは、東北ならではの共通課題に限定し、東北地方の大震災からの復興に向けて東北6県の知事がとりまとめた共同アピールを報告し、他の知事の皆様から全面的に支援するとの力強い賛同を頂きました。

東北6県知事共同アピールの項目

  1. 「原子力発電所事故への対応」
  2. 「東北地方の復興のための特区制度」
  3. 「食料基地・東北農業の復興」
  4. 「森林の恵みを活かした復興」
  5. 「災害に強い国づくりのための高速道路網ミッシングリンクの解消」

また、参加された各県知事等に秋田の魅力・元気に触れていただけるよう、会議場に「ニッポンの笑顔」秋田から!のメッセージボードを設置したほか、秋田の観光や物産の紹介ブースで、湯沢産のさくらんぼなどを試食していただいたり、竿灯を披露するなどのおもてなしにも努めました。

なお、会議の内容及び資料等は、全国知事会のホームページに掲載されていますので、そちらをご参照ください。

写真:会長あいさつ
会長(山田京都府知事)あいさつ
写真:開催県知事あいさつ
開催県知事(佐竹秋田県知事)あいさつ
写真:会議の模様
会議中の様子
写真:竿灯披露写真:竿灯見物
竿灯を披露(アゴラ広場にて、12日の会議終了後)
写真:記者会見
記者会見の模様(13日の会議終了後)
写真:PR
秋田県の観光・物産のPRブース