H22年度八郎湖におけるアオコ発生状況
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八郎湖の富栄養化と密接な関係にあるアオコの発生状況をお知らせします。
- アオコの発生状況は、国立環境研究所が提唱している「見た目アオコ指標」により、レベル0~6に分類して整理します。
八郎湖内の次の位置で確認しています。
アオコの発生状況
今年度のアオコの発生は、膜状、マット状となるレベル4以上の出現日数は16日間(10月末現在)と前年度より多いが(前年10月末は9日間)、発生箇所は、調整池の流入河川河口や湖岸に限られ、湖面全体を覆う発生はなかった。
アオコ発生の概況
- 7月2日に今年最初のアオコの発生を観測した。(H20年度は7月2日、H21年度は7月29日に初観測)
- 7月は9日に大潟橋(漁協前)で、25日に馬踏川大橋、飯塚排水機場、塩口水路河口でレベル4を観測したが、それ以外の日は、ほとんどの地点でレベル0~2で推移した。
- 8月は、真夏日が続き、2日~6日、20日、26日に調整池の湖岸や河口でレベル4以上を観測した。湖内の調査地点は、期間を通じレベル1~3で推移した。
- 9月も、上旬までは真夏日が続き、6日~17日にかけて馬踏川大橋、塩口水路河口など湖岸や河口部でレベル4~5、湖内でレベル2~3を観測した。
- 10月は、22日に小深見川河口でレベル4を観測したが、それ以降はアオコの発生は終息していった。
- 今年度の調査状況は、次の一覧表のとおりです。
平成22年度におけるアオコの発生状況一覧表(「見た目アオコ指標」によるレベル標記)
本ページへ掲載されている「H22年度アオコ発生状況一覧表」はオープンデータです。
オープンデータの利用規約は次のページから御覧ください。
※:本アオコ調査結果は、R4年度に実施したオープンデータ化に伴い、データを再整理しています。
調査地点の詳細
- 馬踏川大橋(馬踏川末端の橋)下流の川岸を目視
- 飯塚排水機場前の湖岸を目視
- 馬場目大橋(馬場目川末端の橋)からの目視
- 馬場目川と八郎湖の合流点の川岸を目視
- 八郎湖増殖漁業組合前の湖岸を目視
- E1取水口向かい側(八郎潟町湖岸)の三倉鼻付近の湖岸を目視
- 馬場目川河口向かい側のF1取水口(大潟村湖岸)付近の湖岸を目視
- 野石橋下の湖岸を目視
- 小深川魁橋下流側の川岸を目視
- 塩口水路河口西岸を目視
- 天王大崎のヨシ等の植え付け箇所の粗朶消波堤付近湖岸を目視
調査地点の写真
10月22日までの調査地点の状況は以下のとおりです。