秋田県では県南部を中心に大雪となる頻度が高く、特に果樹では甚大な被害を被ることが多くなっています。雪害の防止には、樹上の雪下ろしと枝の掘り上げ、施設の除排雪の徹底が重要ですが、生産者の高齢化や後継者不足の状況では作業を行うことが厳しい状況にあります。

 このため、省力的に雪害を回避することを目的におこなってきた研究成果を「果樹の雪害を省力的に回避できる技術」としてまとめましたので、今後の対策の参考としてください。

 果樹の雪害を省力的に回避できる技術(平成31年3月).pdf [4664KB]

 

 また、新たに、除雪作業を行わずに雪害防止を図るため、リンゴの開心形樹を対象に地元の間伐材で枝を支える実証試験を行いました。2021年12月~翌年3月に得られた結果をまとめ、支柱設置の方法を示しましたので、対策の参考としてください。

 リンゴの枝を木柱で支える雪害対策技術(令和4年12月).pdf[1622KB]

 通年設置する木柱の設置手順【動画】

積雪によるリンゴの枝折れ対策技術~通年設置する木柱の設置手順~ ※画像をクリックするとYouTube(動画サイト)に移動します