環境配慮の事例について
2008年03月05日 | コンテンツ番号 133
秋田県が行う公共事業は、環境に配慮した事業実施に努めています。
- 過去に実施した環境配慮の事例を紹介します。
- 平成20年2月1日(金)に、「平成19年度秋田県公共事業における環境配慮優良事例発表会」を開催し、その事例を掲載 しました。
自然と人との共存
生態系に配慮した水路の整備
農業農村の整備事業


地元住民や学識経験者と協力しながら地域内に生息する貴重な生物(イバラトミヨ雄物型)に配慮(保全池の設置)して事業を実施しました。
環境への負荷の少ない循環を基調とした社会の構築
リサイクルの推進
道路の整備事業(道路改良)




工事を実施するにあたっては、環境への影響を最小限にするとともに、建設廃棄物のリサイクルを促進するため、山地部現場ので発生する根株や枝葉・樹皮を法面緑化基盤材として使用しました。
また、県が認定した「秋田県認定リサイクル製品」の積極的な利用に努めています。
地球環境保全への積極的な取組
温暖化防止・新エネルギー
建築物・工作物の整備事業

男鹿水族館GAOにおいて、原動機による発電で館内の電力を供給するとともに、そこの廃熱を水槽水などの水温調整や館内暖房に利用しています。
なお、コージェネレーションシステムとは、電気と熱を同時に供給することができる電熱併給システムのことで、発電を行いながら同時に発生する廃熱を給湯、暖房、冷房などに利用します。
建築物・工作物の整備事業

国立公園内の避難小屋において、太陽光発電(屋根)を導入したほか、水洗トイレの水源として雨水、さらに浄化槽により浄化された処理水を中水として活用しています。
治山の整備事業

間伐材で製造した残置型型枠パネルを利用して、熱帯木材型枠の使用を抑制するとともに、周辺景観にも配慮しました。
環境保全に向けての全ての主体の参加
みんなの環境
農業農村の整備事業

未来を担うこどもたちへ環境学習と環境配慮工事のPRとを兼ねて施工現場の見学会を行いました。
河川の整備事業

地域住民と一体になった河川改修を行うため、計画段階から意見を聴き、川づくりの基本計画を協働で策定しました。