平成26年8月4日知事記者会見

2014年08月05日 | コンテンツ番号 8671

知事発表事項

  1. 秋田県ベトナム経済交流ミッションの結果について
  2. 海外誘客へのトップセールスについて

幹事社質問事項

  1. DIOジャパン問題について
  2. 空き家対策について

その他

  1. 全国高校野球選手権大会(甲子園)における角館高校への応援について
  • 時間 13:00~13:28
  • 場所 プレゼン室

(幹事社)
 よろしくお願いします。
 知事の方から発表事項2点あるということなので、よろしくお願いします。

(知事)
 二つございます。今回はベトナムへ行ってまいりましたので、その件と、この後台湾に行きますので、その件で。
 県では先月の26日からこの2日まで、北都銀行と秋田県貿易促進協会との共催で、ベトナムへ経済交流ミッションを派遣いたしました。ミッションには、14の企業と6団体から合わせて35名が参加しまして、私は訪問団の団長として、首都ハノイ市、それから、その北の方にありますヴィンフック省、また、元のサイゴンのホーチミン市を訪問いたしました。
 ヴィンフック省では省長と懇談しまして、ヴィンフック省の省長さんが秋田に2回来ていますので、セミナー等で、御礼を申し上げたほか、省内の工業団地、あるいは日系の進出企業の工場などの視察を行いました。
 また、ハノイ市内では現地の大手金融機関と意見交換を行っております。ヴィンフック省の関係者もお招きして、レセプションを開催し、本県の産業経済、あるいは観光の関係について、プレゼンをしたところであります。
 既に、ベトナムに進出している本県企業もございまして、大変勢いのある状態でございます。中国との関係もあって、どちらかというと、中国色がこう薄らいでいるような感じがします。その分、日本の存在が非常に大きくなっていると。日本の自動車メーカーも、ホンダ、トヨタ、あるいは他の主要企業が相当進出している状況、既に進出しているところ、これからというところが多いようです。

 いずれ、道路状況、あるいはインフラも、急速に進歩していまして、今後、インドネシア、タイに次ぐ、一つの東南アジアの主要な産業拠点になるのかなという感じであります。
 また、日本に対しては友好的で、真面目な気質であり、例えば、ホーチミン市で職業訓練校を視察しましたけれども、日本の企業に就職するという前提で、日本語教育とともに、日本の企業のどういうところにという、ターゲットを決めた職業訓練。単なる曖昧なことじゃなくて、非常に細かな分野に分けてやっているようです。いずれも指導員は日本の指導員で、そういう職業訓練校の訓練機材も、日本企業に合ったように日本のものを使うということで、これから非常に大きく伸びるのかなと。
 ただ、タイだとかインドネシアと違って、あそこは共産主義一本の国ですので、かつての中国のような感じです。市場としてはまだまだでしょうけれども、日本の大手の企業の進出に伴って、サプライヤーとして行かざるを得ないという状況の県内企業も考えられますし、また、ベトナムでの日本国内への利益の移転、これが意外とやりやすいそうです。ですから、日本企業が行っても、あっちの利益をこちらに持ってくるのは、割とあの国はそういう意味では大分いいようでございまして、活発なあちらの企業の人との意見交換があったわけであります。

 もう一つは、今月の18日から21日までの日程で台湾の台北市に行ってまいります。毎年10月からのチャーター便の(運航スケジュール等が)決まるのが9月の初めですので、いつも今の時期に、最終の詰めの段階で私が行って、チャーター便についてあちらのトップに要請をしています。
 最近では岩手県に大変スキー客がチャーター便で入っていますので、その客について、秋田にもということで、たまたま全日本スキー連盟の会長さんが鈴木洋一氏、県会議員でございまして、この冬に行った時に、秋田県のスキー連盟と台湾のスキー協会が友好協定を結ぶと。あちらの方ではスキーはまだまだ特殊なスポーツですので、観光業者が送り込むんじゃなくて、スキー協会がその協会の指導員も含めてセットするということで、スキー客の誘致もしやすいということで、今回、県体協の会長という身分で鈴木洋一議員、また、県スキー連盟の会長であって議会の副議長でもある佐藤健一郎議員、並びに、スキー場のある鹿角市、北秋田市、仙北市の市長さん等々、それに横手市がかまくらの売り込みということで、スキーだけじゃなくてそういう冬季観光についてもPRということで行ってまいります。
 昨年もだいぶ台湾からの、東日本大震災前からは、あれ(震災の影響等)で随分落ちたんですけれども、少しずつこう上がっていまして、また、去年は単に冬季のみならず通年の資料なども求められておりますので、これからも台湾、一番増えているところでありますので、力を入れていきたいと思います。
 また、現在、調整中でございますけれども、8月の11日に秋田商工会議所の三浦会頭さんと一緒に、大韓航空に、ソウルに行く予定にしています。(日程が)大変厳しくて、その日しかないものですから日帰り出張で韓国という、今のところはまだ調整中ということで、今度これについてご報告をいたします。
 ということで、私からは以上でございます。

(幹事社)
 発表事項に関連して質問ありますか。
 次、幹事社質問に移ります。

(知事)
 はい。

(幹事社)
 コールセンターのDIOジャパンに関連して、先週いろいろ動きがありました。また、本日、県議会の委員会の方でも県としての調査結果の発表もありましたけれども、県として今後の対応について、何に重点を置いて取り組んでいかれるのか、知事のお考えをお聞かせください。

(知事)
 まず最初に、最終的な決着がついていませんけれども、私から少しこの件について皆さんにお話を申し上げたいと存じます。
 そもそもの発端が由利本荘、仁賀保地域、雇用情勢の急激な悪化に対応して、できるだけ早くその再就職の道を開きたいということで、我々頑張ったつもりでありますが、結果、我々としてはDIOジャパンにこのコールセンター誘致という結論に達して現在に至ったわけでありますが、結論から申し上げますと、よかれと思って一生懸命頑張りましたけれども、その目利きが少しできてなかったということで、結果的に従業員の皆さん、あるいは地域の皆さんに大変なご迷惑、あるいはご心配をおかけいたしたところでございまして、これについては県としても深く反省しつつ、おわびを申し上げたいと存じます。
 もう一つは、そういう中で、にかほ市内のその事業所を秋田の大手のプレステージ・インターナショナルさんが引き継いでいただけるということで、従業員も含めて。これについては非常に私ども感謝を申し上げております。プレステージさんは、この面では大変な大手でありまして、そのノウハウも大変多様な企業でございます。信頼度もある企業でございますので、そういう意味でプレステージさんには大変私ども感謝を申し上げたいと存じます。

 この後の問題でございますけれども、当面、プレステージさんにその引き継がれるというか、再就職した方以外の方でも、再就職された方もいらっしゃいますけれども、再就職希望があれば、これについて地元の市町村と一緒にこれをバックアップしていかなきゃならないと思います。
 もう一つは、賃金の未払い分の問題でございますが、これが完全な会社整理、あるいは倒産に至れば、これは国の賃金払いの立て替え制度を使いますので、問題はその会社が責任もって今後どういう対応をとるかということで、ただ、なかなか連絡がつかないという、非常に我々としては無責任な対応について大変憤りを感じております。
 駄目であれば駄目であって、そういう手続をとってもらうと我々も次の手が打てますけれども、中途半端な状態でほったらかしにされると非常に困るのでありまして、これは関係県が大分多いんです。他県及び国とも連携をとりながら、何とか接触、あるいはその会社の最終的な意向を確認するということが今求められております。
 また、幾つかの収益事業等、緊急雇用との関係等々、大分、分かってきた面もありますけれども、最終結論についてどういう決着をつけるか、これも関係県、あるいは国とも連携をとって、そういうことについてこれから引き続き、最終的な結論を出すべくやっていかなきゃならないと思っています。
 いずれDIOジャパンが会社をどうするのか、この確認が今一番我々としては急がれているところであります。

(幹事社)
 もう一つの幹事社質問ですけれども、先週、総務省の調査で、県内に空き家が5万6,000戸余りあると。統計の取り方は違いますけれども、県のまとめでも約1万5,000件あるということです。それぞれの自治体では条例を制定するなどそれぞれ取組を進めているわけですけれども、県としてもこの空き家対策についてはどのように今後進めていかれるか、知事の考えをお聞かせください。

(知事)
 国の統計は非常に多いんですけれども、秋田県が5万6,600戸。これは、空き家でも管理されている空き家。人が住んでないけれども、ちゃんと管理。多分、私のうちも空き家かな。(今は知事)公舎に住んでいますので。でも、自分のうちはちゃんと管理していますけれども、そういうものも含まれますので。県の場合は管理がされてない状態の、例えば、そのままであれば危険な状態、あるいは持ち主がよく分かんない。そういうものが中心で大分開きがありますけれども、いずれ県でそういう対策が必要な空き家というのが約1万6,000件弱。
 この中では、比較的住めるようなところについては、今の移住対策、あるいは若者の住宅確保という面に、例えば安く使えるということも、これも若者の定住、あるいは子育て支援の一部にもなりますので、そういう点も模索をして市町村とともにいかなきゃならないと思っています。
 また、そういうことから、そこら辺の仕分けをどうするのか。これは市町村によって大分違いますので、この後、もっともっと市町村と連携をとりながら、この空き家対策をどうするのかはもっと深堀りしていく必要があると思います。

 また、問題は、今一番問題になっているのは、災害。例えば冬季の雪おろし、あるいは、前に秋田であったんですけども、空き家に知らないうちに誰かが入って、その中で煙草を吸って火災になったとか、あるいは空き家が非行の温床になったりということもございますので、空き家のそういうものに対する管理をどういうふうにやっていくかということについて、これは市町村で大分頑張っていますけれども、県としてもこういうものに対してどう取り組んでいくのかということがあります。
 また、国会でも自民党の議員連盟がその空き家対策の推進に関する特別措置法ということで、いずれ包括的な国の支援制度も今検討されているようでございます。いずれ、財政的な問題、それから、個人所有ですので、私有財産への問題ということで非常に複雑な法律的なものも存在します。ですから、条例だけではどうしようもない点がございまして、そういう意味で、国に対しても現状を十分情報提供しながら、国と一緒に、やはり国、都道府県、市町村一緒に、これから都市部でもどんどん増えますので、むしろ農村部のポツポツある一軒家は、何かあってもそんなに被害はないんですけれども、人口密集地の真ん中の空き家は、万が一倒れると被害を及ぼします。
 また、道路に倒れると交通にも被害を及ぼしますので、むしろこの空き家対策はむしろ農村部よりも都市部にこれから大変な問題が出てくると思いますので、県としては国との間に入りながら、また、市町村に対するどういう支援の仕方があるのか、情報提供の仕方があるのか、これから一つの大きな課題として取り組んでいかなければならないと思っています。

(幹事社)
 幹事社質問に関連して質問のある社はありますか。
 それ以外に質問ありますか。

(記者)
 よろしくお願いします。
 イオンタウンが、外旭川地区に開設を計画している大型の商業施設についてなんですけれども、知事もご存じの予定地は、市街化調整区域で農業振興地域に指定されています。2年前に知事はですね、秋田市の都市計画というのは大規模開発をしない前提になっているというお話をされていましたけれども、この開発計画に関して知事の現在のお考えをお聞かせください。

(知事)
 問題は、その開発計画の中身が全く分かりません。構想というものを見たことはありますけれども、あれはあくまでもポンチ絵でして、中身が分からないものですから、評価のしようがない、現在のところ。
 ですから、内容が定かでなくては、これについてなかなか表現はできないですけども、基本的に、かつてイオンさんからは、私が知事になって間もなく、大規模な開発はこの後、県内では、秋田市内ではしないというお話を本社筋から伺っています。ですから、その時のお話と今の話が、会社が違うようでありますけど、幾つか会社がありますから、そういう違いかもしれませんけれども、その時の話とは大分違って、これは第一義的に秋田市の都市計画、あるいは農振地域の解除ですから、そういうルールにどう則るかということになれば、内容が具体的に全て規模も含めて分からないことには、これは多分市もそれについて評価できる立場にはないのかなと思います。
 何となくこういうもの造るから解除というわけにいかないでしょう。対象物がないんですよ、何も。現在、対象物は全くないと同じ。構想は、ある人が届けてくれましたけども、あれはポンチ絵ですから。例えば、J2のサッカー場を、新規だと200億円かかるんですね。あれが果たして民間企業がやってくれるのかなと。それは誰がやるのかというところもありますしね。
 そういうものも含めて、何となく開発したいという気持ちは分かりますけれども、具体論がないと。まず一義的に市の方が判断できないと思います。市の判断があって初めて県がそれについてまた入っていきますので。そこら辺は今のところは我々、コメントは出しようがないというとこです。

(記者)
 ありがとうございます。

(記者)
 角館高校の甲子園出場へのご感想と、あと、海外出張もあるようですけれども、甲子園に行かれるかどうかということ、お聞かせください。

(知事)
 あの、6日の日に組み合わせが決まるようですけれども、いや、行きたいんだけども、もう前後の日程がめちゃくちゃ混んでいてね。先ほど関係者に聞いたら、ものすごい応援団だそうです。入りきれない、甲子園の枠に、角館高校の応援団が。ですから大分制限かけなきゃ駄目だという話を聞いています。
 本当は行きたいけどもどうなのかな。まだ分かりません。日程が分からないことには。

(記者)
 ご感想としては。甲子園に行くということについては。

(知事)
 いや、行きたいけれどもね。

(記者)
 あの、(角館高校の)出場について。

(知事)
 おっ!それは、地元は異常な興奮状態。毎日もう、大分これ(お酒)もね。すぐ角館、仙北市周辺、あそこら辺は、何かあれば、飲みながら、もうね、“いがった、いがった”。それで、大分(地域の)活性化になっているんじゃないですか。
 それから、一番の私良かったと思うのは、私の時代に、これも直接的には知事ですので関われませんけれども、角館高校と南高校の統合。学校の名前だとか校章、校歌、ああいうものを、どちらかといえば、角館高校に一本化すると。そういう中で、卒業生としていろんな統合に関わったわけでありますけれども、統合の最初の年にこういう慶事になりまして、ある意味では(角館)南高校のその女子高の皆さんも一緒に応援してくれましたので、一体感の醸成、あるいは、学校統合につきもののいろんなその後の若干のわだかまり、こういうものが、これで全部吹き飛んで、逆に角館高校のその統一感には、この野球の勝ったということは、非常にプラスになったと思います。
ということで、来年以降も勝ってほしいなと思います。
 すいません。秋田市内の高校も頑張ってもらいたいと思います。
 これは子供方の頑張りですので。私が幾ら頑張っても野球は行けませんので。

(幹事社)
 ほかにありますか。

(知事)
 毎日、竿燈で、ぬくいね。今日もいっぱい人来るでしょ。

(幹事社)
 では、終わります。

(知事)
 はい。どうも。

(幹事社)
 ありがとうございました。