画像:夏空に竿燈を突き上げる

夏の終わりの青空の下、これから迎える豊作の秋の稲穂を連想させる竿灯が、全国各地から集まった多くの農業農村工学会の参加者を迎えました。

 平成20年度農業農村工学会大会講演会は、平成20年8月26日(火)、27日(水)、28日(木)の3日間、秋田市の秋田県立大学秋田キャンパスで開催されました。

 期間中、学会講演の各教室では、発表や議論が盛んに取り交わされましたが、この秋田大会は、通常の農業農村工学会の幅を超え、多くの方に秋田の魅力を知ってもらおうと、キャンパス内の各所では、秋田企画コーナーが催され、秋田の味覚(アレもコレもソレもいろいろ集まりました)などを楽しめる物販や、秋田のグリーン・ツーリズムに関する相談ブースを設置しました。

 また、県立大学の竿灯会による竿灯の実演やふれあいタイムのほか、日本の農業土木の礎を築いた故上野英三郎教授の飼い犬であったハチ(渋谷の忠犬ハチ公)にちなみ、秋田犬触れあいコーナーも行われました。

  全国から集まった農業農村工学会の技術者のみなさんを始め、普段は農業農村工学に縁のない方々も含めて、農業農村工学の果たす役割を新たに知るだけでなく、秋田らしさ満載の秋田企画コーナーで、多くの方が秋田の魅力を楽しんでいただけたようです。

画像:こまち娘となまはげ
秋田企画物販・情報コーナーでは、こまち娘となまはげが迎えます。
画像:こまち娘
秋田の誇る美しい女性の代名詞 こまち娘
画像:秋田企画物販コーナー1 画像:秋田企画物販コーナー2
秋田企画物販コーナーでは、グリーン・ツーリズム情報を始め、秋田銘菓や清酒、白神の水ボトル販売や比内地鶏、じゅんさいなど、秋田の誇る物産が来場者のお土産袋を満たしました。
画像:ババヘラアイス販売所
最近の秋田名物と言えば、この「ババヘラ」。期間中、暑かったこともあり大人気。
画像:ババヘラアイス販売所
このように冷却ボトルからヘラですくってアイスを形作ります。

画像:ババヘラアイスの説明

画像:バラ盛りの名人こと橋本さん
バラ盛りの名人、橋本さんもかけつけました。
画像:橋本さんのバラ盛り
懐かしい味がします。
画像:クロモ試食コーナー
ほんの少ししか収穫できない貴重な男鹿産「クロモ」の試食コーナーも。
画像:器に盛られたクロモ
トロットロのネバッネバで、なおかつ歯ごたえがあって、美味でした。
画像:県立大学竿燈会の技の披露
県立大学竿灯会の方々の妙技。多くの方が歓声と拍手で楽しみでいました。
画像:太鼓をたたく
竿灯にはお約束の触れあいタイム。竿灯に触れたり、太鼓や笛を試したり。
画像:なまはげと写真を撮る参加者の方
なまはげさんも乱入(?)参加者は大喜びで竿灯をバックになまはげと記念撮影。
画像:あきたいぬのコーナー
忠犬ハチ公で知られる秋田犬コーナー。正式には「あきたいぬ」と読みます。
画像:秋田いぬ 画像:秋田いぬ2
大きいけれど、賢くておとなしい秋田犬は、みなさんから大人気でした。

このほか、農地・水・環境対策や、八郎潟での取組、秋田県農山村振興課・農地整備課で管理する「美しき水の郷あきた」HPの「今日の秋田の農山村ギャラリー」展などの展示で、秋田県の農業農村整備等の取組を紹介しました。

画像:農山村ギャラリー1
画像:農山村ギャラリー2
画像:農山村ギャラリー3