
議会と知事
![県民と議会と知事の関係のイメージ画像です [204KB]](/uploads/public/archive_0000025805_00/県の仕組み.png)
議会
県が立てた計画や予算(お金の使い道)、決算(お金の使われ方)を確かめたり、条例(秋田県内で守らなければならない決まり)を作るために議論(話し合うこと)するところが議会です。議論する場所は県議会議事堂、議論する人たちは、選挙で選ばれた41人の県議会議員です。議会は年に2回の会期があり、1回目は2月~7月、2回目は9月~12月に開かれます。
知事
秋田県に住む人たちの代表として選ばれた知事が、皆さんの暮らしがよくなるように計画や予算を考え、それを議会に提案します。知事は県議会で決められたことを責任を持って行うため、県庁のいろいろな部局に指示を出したり取りまとめをします。
県の機関
もっと豊かな住みよい秋田県にするために、いろいろな仕事を手分けして行っています。
県庁には総務部のほか、8つの部と出納局があります。
県内8か所には地域振興局があり、皆さんの身近なところで、福祉の充実、環境保全、農林水産業・商工業の振興、道路など公共施設の建設・維持管理などの仕事をしています。
また、県外には東京をはじめ、名古屋、大阪、福岡に事務所があり、県の産業を盛んにしたり観光を紹介する仕事をしています。
県の職員は、行政委員会の職員を除いて約3,200人います。
総務部
予算の取りまとめや税金を集める仕事をします。また、大きな災害が起きたときには、すぐに救助などの対応ができるようにするほか、県民の意見を聴き、県のことを広くお知らせする仕事をします。
企画振興部
県の将来計画や地域をよくする計画を立てたり、市町村の仕事のお手伝いをします。また、外国との交流や情報化の推進、国と地方との調整に関する仕事をします。
あきた未来創造部
人口の減少に歯止めをかけるため、県外からの移住や県内への定住を進める仕事をします。また、子育てしやすく、女性や若者などみんなが活躍できる社会を作るための仕事をします。
観光文化スポーツ部
秋田の観光やおいしい食べ物などをまるごと売り込む宣伝の仕事をします。また、スポーツを盛んにしたり、文化の振興を考える仕事をします。
健康福祉部
県民の健康や暮らしを守るため、お年寄りや体の不自由な人のための仕事や病気予防のための仕事をします。
生活環境部
暮らしに関わる問題を解決したり、安全で安心なまちづくりのための仕事をします。また、大気や水質などの環境を守り、地球温暖化の防止対策をします。
農林水産部
米、野菜、家畜などがよく育つように研究したり指導する仕事をします。漁港の整備や山崩れが起こらないように山の整備をする仕事をします。
産業労働部
商業や工業を盛んにし、県民が安心して働けるようにする仕事をします。また、風力発電や太陽光発電などの新しいエネルギーを取り入れるための仕事をしています。
建設部
安全で便利に暮らせるよう道路や公園、空港、港湾、ダムなどを整備したり、河川の改修の仕事をします。また、建物についての指導をします。
地域振興局(県内8か所)
地域に住む皆さんや市町村の意見をよく聴いて、地域が豊かになり、安心して暮らせるように仕事をします。
出納局
県の仕事に必要なお金を出し入れしたり、必要な物を買ったりする仕事をします。また、県の土地などの財産の管理をします。
行政委員会
教育委員会
皆さんが学校でしっかり学習できるよう教育環境を整えたり、文化財を守るための仕事をします。
公安委員会
皆さんが安心して暮らせるよう犯罪を未然に防いだり、交通安全のため指導や取り締まりなどの仕事をします。
そのほかの委員会
人事委員会、監査委員、労働委員会、選挙管理委員会、収用委員会、海区漁業調整委員会、内水面漁場管理委員会があります。