平成28年4月11知事記者会見

2016年04月13日 | コンテンツ番号 10791

(幹事社)

4月幹事社のABS秋田放送です。よろしくお願いいたします。では、これから定例の記者会見、始めさせていただきます。まずは県から発表事項があるということですので、佐竹知事、よろしくお願いします。

(知事)

毎年同じ時期にやっておりますけれども、今年も「あきたビューティフルサンデー」ということで、各町内会等々が、自分の地域の周りをきれいにしようということで一斉の清掃を行うことになってます。

まだ雪がある地域もございますので、25市町村すべてではございませんが、今回は17日に秋田市など20の市町村で行う予定です。それ以外の5市町村は、4月中に終わると思います。間もなく桜のシーズンでございますので、このゴールデンウイークを前に、この秋田をきれいにして、多くの観光客もお見えになりますので、これが今回行われます。私も、ほぼ毎年出ています。今年も自分の町内会のクリーンアップに参加しようと思っています。私からは以上です。

(幹事社)

ありがとうございます。続いて、幹事社質問に入らせていただきます。

先週ですが、秋田市のプライウッドの工場で大きな火災がありました。この件に関する佐竹知事の所感と、あとは県が展開する施策への影響と対応について教えていただければと思います。

(知事)

私もあの一報を聞きまして、大変な火災で、まずは改めてプライウッド様には、お見舞いを申し上げたいと存じます。ただ、不幸中の幸いで人的被害がなかったということで、よかったと思います。プライウッドは、合板の生産量で全国シェアの17%、また、現在秋田事業所が350人を超える従業員を抱えてございまして、あの関連の協力企業を含めますと秋田の経済の大きなウエイトを占めてございます。

また、プライウッド様には、県内12の森林組合、あるいは30社から40社に及ぶ林業事業体、そういうところから大量の丸太を買っていただいておりますので、私ども一刻も早い再建を望んでございます。4月8日の朝、鎮火しましたので、すぐ秋田工場の幹部にお会いをいたしました。まだ火災の原因を調査中でございますので、そういう意味では次の計画をすぐというわけにはいきませんけれども、ただ、幹部の皆さんのお話では、できるだけ早く再建をしたいと。

また、男鹿の工場、あるいは北上にも工場がございますので、この合板の関係は、実はこれからまだ増産がかかるという予定がございまして、東京オリンピック等、全国の建築需要、あるいは復興需要ということで、今、非常に需要が増しております。そういう時期でございますので、全国シェアも高いですから、この影響が、できるだけ出ないようにということで、プライウッドの方では関連企業の増産を図りながら、何とか早めの再建ということを行いたいということです。

ただ、あれだけの大きな工場ですので、これから片付けをして、設計をして、それから機械も特殊な機械でしたから、全部これらを発注して建物を建てるとすると、相当な年月、普通の住宅みたいに半年とか、そんな期間ではできません。もう一つは、会社の方でどのようにしていくのか、全国に多くの工場がございますので、そういう中で、あの工場は大分古くなっています。どういう生産体系をとるのか、これまでどおりなのか、あるいは一部品目の変更、あるいは全国の工場の中で再編をしながら、新しい工場ですので、今度つくる工場は多分新鋭工場になると思いますので、そういうものと県内の木材供給との関連がどうなるのか、ここら辺がこれからの課題でございます。

いずれ私どもとしては、近隣の工場についても、できるだけ秋田の丸太を使っていただきたいということで、これからそういうお願いもしてございます。 いずれまだ全体としての再建計画がまとまっていませんので、これから十分県としてできることは全力で応援しますので、何とか早めの再建を望んでおります。

(幹事社)

ありがとうございます。この件に関して質問あれば各社さんお願いいたします。

(記者)

今の質問に関連してですが、今ほど知事のお話の中で、秋田の丸太をこれからも使っていただきたいということでお願いしに行くというふうに伺ったんですけども、具体的に。

(知事)

いや、もうあの8日の日に行ってお願いしてございます。

(記者)

既にしてきたということですか。

(知事)

ええ。あと、これから色々な機会に幹部の方とお会いするということになってますので、いずれ丸太だけでなくて、どのようにするのか、色々な面でこれから接触が続くものと思います。

(記者)

具体的にその接触した相手というのは、どのへんの。

(知事)

専務さんです。

(記者)

わかりました。ありがとうございます。

(幹事社)

では、幹事社質問、次の質問に移らせていただきます。大型連休も近づいてまいりましたけれども、大韓航空のソウル便が長期運休する中で、今後のインバウンド対策について伺いたいと思います。

(知事)

インバウンドの関係、直行便の関係では、今週の16日から、7往復14便が台湾からのチャーター便で予定しております。これは主に花見を中心にということでございます。

それと、もう一つは、タイの方はチャーター便ではございませんので、仙台、あるいは羽田経由で、ある程度の需要、インバウンドが見込めると。そのほか、様々な国内の旅行ルートの中に入っているものもございますので、直接のチャーター便ではないけれども、いずれ新幹線、あるいは羽田からの飛行機等々で、いずれインバウンドのお客は、これから増えるものと思います。

ただ、韓国便は、「アイリス」の時に非常に特殊需要みたいに大きかったものですから、あの時期と比べますと、やはりその分がそっくり抜けるというそういう状況で残念ですけれども、今そういうことで何とか台湾、タイ、あるいはそのほかの国、チャーター便も含めて、今、運動というんですか、旅行社とのPR、あるいは現地に赴くなど、色々な面で、旅行社等に売り込んでおります。

(幹事社)

ありがとうございます。この件に関して質問あれば各社さん、よろしくお願いします。

(記者)

大韓航空のソウル便は運休が続いている状況ですけれども、チャーター便もこの時期、運行はないんでしょうか。

(知事)

なかなか、私どももチャーター便を、韓国のチャーター便ということで今まで色々とやってございますが、今、働かけている最中でございます。ただ、韓国の場合は冬季が中心なものですから、やはり今、これから春に向かいますので、そう簡単にそれがいくという状況ではないようです。

大韓航空の飛行機の手配もあるようでございまして、やはり青森が運航中ですので、やはり青森の部分は、逆に函館新幹線と、あとは前にも少しお話しましたけれども、あくまでもその付録の話ですけど、例の三沢基地とのアメリカとの関係で、やはり青森便は、いざというときに大変重要な便でございますので、やはり戦略上、青森の方が優先するという。今も函館新幹線、あの関係は、やはり青森に降りた方がすぐ乗れるということで、なかなか秋田というそういう選択は難しい状況です。

ただ、いずれ私どもの方もインバウンドの専門の理事を設けましたので、引き続き接触はしてございます。

(記者)

ありがとうございます。あと、台湾のチャーター便ですけれど、秋田から例えば日本人客を乗せて運行する便は。

(知事)

今、旅行社と詰めています。私は、毎年市町村長と行ってますけれども、そういう時期に例えばチャーター便で行ければいいわけでございます。

また、こちらからのチャーター便ということで、台湾の場合は今なかなか飛行機の機材の関係もございますけれども、いずれ何とか、こちらからのチャーター便、これも増やしながら、特に台湾の場合は冬です、来年の冬。変な話、韓国は冬っていうのがないです。例えば、秋田で言えばゴルフの関係は夏。冬はできませんから、台湾に行きますとできますから、そういうゴルフだとか、寒いときにああいう暖かい所に行くということもできますので、そういう意味で国内の、その航空会社も含めてチャーター便の運行を、何とかこちらからも複数、年度内に出せればなということで、やや希望的観測ですけれども、今、接触しています。

また、各市町村も、特に台湾には、例えば大館市だとか横手市、あるいは様々なところで今、交流が進んでいますので、そういうところも含めると、こちらからのお客様も結構いると思います。そういうことで、いずれ夏にはまた市町村長と一緒に行きますので、冬に向けてのインバウンドも含めて、この飛行機の問題については、またお盆過ぎに行くことになってます。

(記者)

ありがとうございます。

(幹事社)

それでは、各社さん、ほかの件で質問があればお願いいたします。

(知事)

ちょっとインバウンドの関係を追加します。

実は総理が、特に東北6県のインバウンド、これを3倍に増やすということで、実は私ども期待をしてございます。国が交付金を集中的にこの東北6県に、インバウンド対策の交付金を配分するという動きが今出ています。ただ、総理がこの間話したものですから、中身がまだ決定していません。ただ、私ども、被災地よりも誘客が落ちているところもございますので、直接の被災地のみならず、秋田も十分交付金の対象になるということで、今、担当部局で、どういうものに国費を使うか今一生懸命考えています。具体的な形は、6月議会ぐらいまで何とか国から要綱が出れば間に合わせたいと思います。

(記者)

国政の話になってしまうんですけれども、先月、維新の党と民主党が合流しまして、民進党ができました。県選出の村岡さんも民進党に入られましたけれども、7月の参院選に向けて野党共闘とかも進んでますけれども、そういった国政の今の政局というか選挙に向けての流れについて、知事どうごらんになってらっしゃるか、感想と言いますか教えていただけますでしょうか。

(知事)

民進党がああいうスタートを切って、あれはあれで、ああいう方策をとったと。ただ、民進党と、また、その他の党と、統一候補の話もございますが、これはそれぞれの選挙区事情で相当違うと思います。やはりそこら辺がどうまとまるか、やはりまとまった場合は一定の効果が出ますので、自民党にしてもこれは脅威ではないかと思います。

ただ、衆議院の解散総選挙が同時選挙になりますと、これがまたおかしくなる。おかしくってね、選択が別になりますから、ここらへんがどう見るかです。ですから今まずその衆議院の、例えば秋田の場合は衆議院の解散総選挙があるかないか、これで大分違ってくるかなと。

あと、統一候補がどなたに決まるのか。ですから、ただ、やはり無所属というのは、統一候補の無所属が全国的にいますけれども、あの方々はそうすると、ずっと無所属でいるのか。政党公約もないでしょ。そういうことになりますと、やはり選挙の時は無所属で、その後またどっかに、そうなると、その時点でまた政党間の軋轢が生ずるんです。これは前にもあったんです。この秋田でも。

ですから、例えば、民進党の現候補を共産党も社民党も含めて統一候補にするとなれば、ある程度はいいでしょうけれども、ただ、そういう場合に、その他の民進党以外の政党の主張が、どのくらい民進党に取り入れるかとなると、そこで若干の個別の問題、矛盾が生ずるときがあるんです。ですから、なかなかこれ、いわゆる安保法案一色では。安保法案よりも、例えば農業の人は、TPPも含めて農業対策の方が切実な人もいるんです。ですから、安保法案一本の統一候補で、それだけでいけるかどうかっていうのはなかなか難しいんじゃないかなと思います。

変な話、民進党の松浦さんなんか、6年間頑張ってきてました、一生懸命。だから、それを別の候補と言われても、本人もなかなかそうは納得しないでしょうし、やはりそこらへんがどういう選択をするか。

民進党だとすると、今度は無所属と違って若干違うんです。それから、民進党の中で前原さんの流れもあるでしょ。実際にあの中は、また二つか三つに大きく分かれるんです。ですから、結果次第では、さらに民進党が一本でいけるのかどうか、なかなか内情は相当色々あるようです。

(記者)

ありがとうございます。

(幹事社)

ほかに質問があれば各社さんお願いします。では、質問がないようですので、ここで定例記者会見の方、閉めさせていただきます。ありがとうございます。