県民の声

受付日 2022-9-16
受付番号 126
広聴形態 知事への手紙
提案区分 提言・要望
本文
 コロナワクチン健康被害についてです。
 私は昨年6月ワクチン接種後通常2~3日で治まると言われている接種部位の痛みが、未だにずっと続いております。
昨年11月インフルエンザ接種もあり、まだ痛い事を伝え医師の判断で受けました。その後悪化してしまい、激痛に加え手を後に全く回せなくなりました。
副反応だと思っている私は、ずっとがまんしており病院へ行ったのは1月25日でした。初診でエコー検査、筋に炎症があると言われ飲み薬と湿布が出ました。飲み薬による副作用もあり2月21日注射。この頃手が上に上がらなくなり器具により治療を始めるも、肩にも痛みが出てきます。3月28日2回目エコー検査。ぐちゃぐちゃしたところがあると言われ、2回目の注射。髪を結ぶのも苦しくなり、もはや五十肩状態です。
 初診の時には、副反応であるかもしれないし、そうでないかも、どちらも言えないとの見解。今は、通院するまでの月日が過ぎすぎている事、インフルエンザ接種も受けている事の見解。
 3回目4回目のワクチンはもちろん受けられていません。これからインフルエンザ接種もありますが、受けられるのか不安です。
 何カ月もの激痛、後に手を回せず人の手をかけなければならず、週2~3回の通院も負担でした。ワクチンを受ける前は何の異常なく、接種後に出た症状です。
現在でも接種部位の痛みは残っており、このままずっと残るのであれば障害のなにものでもないです。
 他県では、県による救済も行なわれているようです。
 秋田県でも救済のあり方、考えて頂けたらと願います。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

県からの回答

処理区分 実施困難
本文
 現在でも接種部位の痛みが残っているとお聞きし、大変つらい思いをされているものと心中お察しいたします。
また、接種後の痛みへの不安から、今後のワクチン接種が受けられず、不安なお気持ちを抱かれ、お手紙をお寄せいただいたものと拝察いたします。
 この度の新型コロナワクチンの接種を含め、予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じ、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、市町村により医療費等の給付が行われる予防接種後健康被害救済制度がございます。
 この制度では、申請の対象となるかの判断や認定の審査が個別に行われ、その詳細については、接種を受けられた時に住民登録していた市町村が相談窓口となっておりますので、そちらにご相談いただければと存じます。
 新型コロナワクチンの接種は、予防接種法に基づいて全国一律のルールのもとに進められていることから、救済についても、国の枠組みの中で対応することが適当であると考えており、本県では独自の救済制度は設けておりません。
 全国でも、独自の対応をとっているのは、予防接種後健康被害救済制度による医療費の救済申請について、市町村がその請求を認めた場合に、医療費の一部を見舞金として支給している愛知県が、唯一の事例と承知しております。
 長引くつらい症状から解放されることを何よりも望んでいらっしゃる方々にとって、適切な治療を受けられることが重要であると認識しており、治療法の確立に向けた研究を行うことなどについて、全国知事会から国に働きかけております。ワクチン接種後の健康被害を、国をあげて取り組むべき課題として捉えていることについて、ご理解くださいますようお願いいたします。

事項名:健康づくりの推進