県民の声

受付日2017/11/30
受付番号294254
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  スギッチの退職のニュースを見ました。とても残念なニュースだったので意見を送らせていただきます。
 んだッチができたことにより、二つのゆるキャラがあると双方の影が薄くなるとの理由でスギッチのデザイナーさんは更新をしなかったと聞きました。また、スギッチは動けないから、機能性のあるんだッチが誕生した経緯も知っています。
 しかし、知名度、貢献度を考えればスギッチは県の正職員、んだッチは県の臨時職員のような立場だと思います。
 んだッチを期間限定にして、あくまで主体はスギッチという方向性の方が自然ではないでしょうか?
 また、秋田は戦後に植えた杉の苗木が今、収穫時期を迎えており、林業に力を入れています。若手の林業作業員の育成のため、林業大学校もできました。林業において杉は欠かせません。林業県だからこそ、スギッチは大切にしなければならないのではないでしょうか?
 秋田県を支える産業の一つでもある林業の活性化、県民への林業に対する興味のきっかけとしてもスギッチは必要だと思います。
 スギッチの再雇用をお願いします。秋田杉からできたゆるキャラを退職させて、秋田の林業を盛り上げよう!というのは県の考え方にバラつきを感じます。退職したなら再雇用をご検討ください。

県からの回答

処理区分実施困難
本文  お手紙の文面から、スギッチに対する深い愛着が伝わり、たいへんありがたく拝読しました。また、林業県である本県にとってスギッチは必要なマスコットであり、大切にしなければならないという御指摘はもっともであり、県としても同じ思いでありました。
 県では、スギッチのデザイン原案を制作した原著作者と、平成19年11月30日に有効期間10年間の覚書を交わし、双方の権利を確認しておりました。そこで、昨年夏から覚書の更新を原著作者に申し入れ協議を続けてまいりましたが、結果として、スギッチを引退させたいという原著作者の意向を尊重し、覚書満了日をもってスギッチを引退させるという判断に至りました。
 このため、スギッチを再雇用することは、残念ながら叶いませんが、スギッチが長年にわたって活躍した証として、県公文書館や県立博物館などにモニュメントを展示することにしております。
 スギッチの役割は、んだッチが引き継ぎ、これまで以上に本県のPRに尽力することにしておりますので、御理解と御支援をお願いします。

事項名:その他行政