県民の声

受付日2018/4/20
受付番号304005
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  自分は秋田の将来を心配している生まれてから就職するまで住んでいた元秋田県民の一人です。今日のニュースで「人口減に特効薬はない」と聞きました。市町村職員は、頑張っているように見えますが、その土地優先で考えます。県職員は、県全体を考えているように県民は感じているでしょうか?
 新たな創出を生みださず、マンネリ化していると感じています。温泉・観光・・・結構でしょう。しかし、現在の交通網はそれなりに充足していると、満足しているように思えます。今は高齢化社会です。65歳以上を観光へ取り込み、県にお金が下りないと新たな産業に対する交付金を配分することができず、県の産業が縮小していくだけです。よって、若い人が都心から帰って来ないのです。魅力的な職がないからです。
 このお金の流れをどれだけ県職員が理解しているでしょうか?ただただ、意見も提案もしない職員が定年まで働いているに過ぎないということを県民は知っているのです。出先機関の各地域振興局の人たちは提案していますでしょうか?
 私も20年前は秋田にいましたので、新国道の混雑していた様子が記憶にあります。山王、川反がにぎやかでした。10年前に戻ったときはさみしいの一言でした。若者もいない、にぎやかさがない・・・。これが観光客だったら、がっかりして二度と来ません。
 この現実をしっかり受け止め反省し、対策をしてもらいたい。知事にはまだまだ現役できばってもらいたいものです。まずは県職員の改革を!

県からの回答

処理区分その他
本文  全国のすう勢を上回るペースで人口減少が進む本県においては、人口減少の克服が県政の最重要課題であると認識しており、これまで以上に、県内企業の競争力を高め、産業基盤の強化を図ることによって、魅力ある雇用の場を創出し、若者の県内定着・回帰を促進するとともに、結婚・出産・子育てがしやすい環境を充実させ、人口減少の抑制に取り組んでいかなければならないと考えております。
 本県の置かれた現状や課題を踏まえ、新たな取組を進めるためには、県内外から寄せられた意見やニーズを十分に踏まえながら、時代を先取りした取組を積極果敢に展開していく必要があり、今後とも、県民をはじめ市町村や民間団体など、多様な主体と連携・協働しながら、全力で取り組んでまいります。
 また、私は知事就任以来、「秋田を変えるためには、まずは県職員自らが意識を変える必要がある」という考えのもと、地域振興局の職員も含めた全職員に対して意識改革を求めるとともに、県民の立場に立って仕事に取り組むよう、繰り返し訓示してまいりました。
 本県を取り巻く状況が厳しい中にあって、これからの秋田の未来を切り拓いていくためには、まずは、県職員自らが知恵を絞り、意見を出し合い、効果的な施策・事業を企画立案していくことが求められておりますので、今後とも職員の能力向上に努めるとともに、意識改革を強く促してまいります。

事項名:その他行政