県民の声

受付日2018/6/1
受付番号304011
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備候補地として秋田市新屋地区が挙げられ、平成30年6月1日にも防衛省が説明のために来秋すると聞いています。御存知のとおり、イージス・アショアの配備については、地元住民から安全面や生活環境への影響について様々な懸念の声が上がっています。
 防衛省に対しては、配備の目的、電磁波の影響、有事の際の住民避難対策等、想定されるあらゆるリスクについて具体的な説明を求め、懸念が完全に払拭されることなく、地元住民が納得できない状況で配備を受入れることがないようにお願いします。

県からの回答

処理区分調査・検討中
本文  去る6月1日、福田防衛大臣政務官が来県され、陸上配備型イージス・システム「イージス・アショア」の配備候補地として秋田市の新屋演習場を選定し、夏以降にも調査に入りたい旨の説明を受けました。
 その際、私と秋田市長から新屋演習場は文教施設や住宅地に隣接しており、地元住民をはじめ県民から日常生活への影響や、電磁波等による健康被害などの不安の声が寄せられていることから、調査手続に入る前に、国の責任において住民説明会を開催するなど、具体的かつ丁寧な説明をするよう申し入れたところであります。
 当日の政務官による説明は、国の基本的な考え方の説明にとどまり、住民が不安や疑問に感じている点に対する十分な説明となっていないことから、今後、整備の背景や早期配備の必要性などを含め、国の考え方を詳しく確認していく必要があると考えております。
 県民の御意見は様々あるものと承知しておりますが、まずは、正確で詳細な情報を提供してもらうことが必要ですので、引き続き、県民・市民の声をしっかりと受け止め、秋田市や県議会等と連携しながら、情報の公開をはじめ、随時の説明会の開催などについて防衛省に求めてまいります。

事項名:快適な生活環境の確保