県民の声

受付日2019/7/22
受付番号314013
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  イージス・アショアの件では、NIMBYな人達から非国民呼ばわりされるなど、御心痛を察するとともに、大変残念なことだと思います。
 折しも、7月1日には、板門店でのトランプ氏と金氏の電撃会談、38度線越えが報道され、もはや北朝鮮からのミサイル飛来はあり得ないといって差し支えないでしょう。(あるとしたら衛星ロケットの実験でしょうが、その時は飛行延長線上に何もないところを選ぶでしょうから、秋田県上空は通りません。)
 沖縄県の辺野古での民間人への圧迫が、秋田でも起きないように、防衛省の要望はきっぱり断ってください。併せて山口県、そして沖縄県への基地の押し付けも止めるように進言してください。
 沖縄の基地は、本来は本土に設置されるはずだったものが、地元の反対で、たらい回し的に沖縄に押し付けられたものです。昨年の日米地位協定の抜本改定提言を全国知事会で全会一致で採択したことにならい、また県民投票でも反対が明確にされた辺野古埋め立てを、まずは止めるように話してくださるようお願いします。

県からの回答

処理区分調査・検討中
本文  陸上自衛隊新屋演習場は、住宅密集地に近接しているため、イージス・アショアの配備について、地域住民を中心に、レーダーが発する電波による日常生活への影響やテロ等の武力攻撃を受ける可能性があることなどに対する不安や懸念の声が寄せられています。
 そうした中、防衛省が示した配備に関する調査結果の説明資料に誤りが次々と判明したことや、住民説明会における防衛省職員の不適切な態度など一連の問題から、防衛省の説明に対する信頼は失われており、新屋演習場へのイージス・アショアの配備計画については、現時点では白紙に戻ったものと認識しています。
 イージス・アショアの配備を含む防衛政策そのものは、国の専権事項であることから、一義的に国が防衛施設を配備しようとする地元に対して、その必要性や安全対策等をしっかり説明すべきものです。
 私をはじめ、地方公共団体を代表する者は、住民の生命と財産を守るという重要な責務を担っていますので、防衛省から改めて説明があった際には、こうした観点から、適切に対応していかなければならないと考えています。

事項名:快適な生活環境の確保