県民の声

受付日2019/12/11
受付番号314027
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  県は配備に反対の立場のようですが、もし隣県に配備が決まったら、それで良いのでしょうか。ぼう大な国家予算投資の機会を逃して本当に良いのでしょうか。
 津波対策は土地のかさ上げや堤防を築堤する。住宅地への健康被害の懸念は防電波壁を建設し、健康に影響がないか常時電波の状況を観測し公開するなど、これら懸念には必ず対策を講じるよう国に約束させれば良いのです。
 戦争になったら標的になるという人もいますが、そうなったら日本全土が標的になることは先の大戦で経験済みのはずです。
 むしろ、そんな時に国民を守るために必要な施設ではないでしょうか。

県からの回答

処理区分調査・検討中
本文  これまで、イージス・アショアの配備に関して様々な意見が寄せられていますが、北朝鮮の挑発的な行為が続くなど現在の我が国を取り巻く安全保障環境に鑑みると、私もミサイル防衛のための一定の備えは必要であると考えています。
 一方で、配備候補地とされた陸上自衛隊新屋演習場については、住宅密集地に近接していることや、テロ等の武力攻撃への適切な対処が可能かどうかといった観点などから、これまでの防衛省の説明を聞く限りでは、配備には無理があるのではないかと考えているところです。
 現在、防衛省において説明資料に誤りがあったことや、住民説明会における防衛省職員の不適切な対応など一連の問題から、他の国有地を含めた全ての配備候補地についてゼロベースでの再調査が行われているところであり、令和2年3月以降に再調査や検討結果の説明があると思われます。
 その説明において、県内のいずれかの候補地が適地とされた場合には、県民の生命と財産を守る責務を負う知事として、改めて、ゼロベースで公平な評価が行われているか、レーダーが発する電波による健康への影響はないか、住宅地等との距離が考慮されているか、警備・防護態勢は十分措置されているかなどについて、説明内容を詳細に分析・検討した上で、県としての意見を述べてまいります。

事項名:快適な生活環境の確保