県民の声

受付日2020/2/21
受付番号314033
広聴形態知事への手紙
提案区分その他
本文  今、イージス・アショアの問題が取り上げられています。
 確かに新屋地区に住んでいる方達や配備に反対する方達がいるのは分かりますが、現に男鹿半島沖に北朝鮮のミサイルが飛んで来ています。これにどう対処するのでしょうか。これからの子供達をだれが守ってくれますか。反対している方達をだれが守れますか。
 知事が政治生命をかけると聞きました。秋田を守るべきではないでしょうか。なぜ反対されているのでしょうか。
 反対している方達の意見も公表してください。
 県議会の議員達は、県民に選ばれた方々です。全ての議員が反対なのでしょうか。
 このイージス・アショアの問題については、県民投票を実施するべきと考えています。
 拉致問題でも、秋田から連れ去られた方がいます。これは警備の問題で、やはり警備は必要だと考えます。
 もう一度、政治生命をかけた反対、文句ではなく、どこか代替え地の考えもお持ちください。
 佐竹知事のお考えを教えていただきたいと思います。

県からの回答

処理区分調査・検討中
本文  これまで、イージス・アショアの配備に関して様々な意見が寄せられており、県議会からも配備の是非を問う質問が多数出ていますが、北朝鮮の挑発的な行為が続くなど現在の我が国を取り巻く安全保障環境に鑑みると、私もミサイル防衛のための一定の備えは必要であると考えています。
 一方で、イージス・アショアを含む防衛装備品については、どこに配備されるとしても、効果的・効率的な運用ができることに加え、周辺住民の安全が可能な限り担保されることが重要ですが、これまでの防衛省の説明を聞く限りでは、新屋演習場への配備は、こうした観点に照らし、無理があるのではないかと考えており、令和2年1月31日にはこの旨を河野防衛大臣に申し入れたところです。
 現在、防衛省では、本県への説明資料に誤りがあったことや住民説明会での防衛省職員の不適切な対応など一連の問題から、新屋演習場以外の国有地19か所についてゼロベースでの再調査を行っているところであり、本年3月以降に再調査や検討結果の説明があると思われます。
 まずは、その説明を待ち、県内のいずれかの候補地が適地とされた場合には、防衛政策としての合理性はもとより、県民の生命と財産を守る責務を負う知事として、住民の安全対策が具体的かつ十分かどうかなどについて、説明内容を詳細に分析・検討した上で、県としての意見を述べてまいります。

事項名:快適な生活環境の確保