県民の声

受付日2017/10/17
受付番号294205
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  県道26号線(竿燈大通り)の大町西地下道が、通行できない状態になっています。下を覗くと水が溜まっており「冠水のため通行止め」なのかと推測します。
 平成23年度頃には、日銀前の大町東地下道でも同様のことがありましたが、その時も今回も、道路管理者としての秋田県の対応、特に歩行者向けの安全確保と周知が不十分に感じられてなりません。
 大町西地下道では、コーンを置くことのみで封鎖しており、視覚障害者などがすき間から中へ入ってしまう危険性があります。
 また、掲示等による説明が一切ないのは不親切です。掲示を行い、不慣れな人に対しては近隣の横断歩道または地下道へ誘導する案内を、地元の人に対してはどのような理由でどの程度の期間地下道が通れないのか、しっかりと説明をするべきです。
 竿燈大通りでは、地下道浸水時の県と委託業者の対応により通行人が怪我をし、裁判沙汰になったことがあったと記憶しています。このままでは、同じようなことが再発しかねません。
 今春から既存部分の改修工事が行われている県道28号線手形陸橋では、車両に対しては図入りの看板が設置されましたが、歩道のほか、螺旋階段2つも使えなくなる歩行者に対しては、「使用できません」との看板が設置されただけです。手形陸橋の歩道は子どもや高齢者、引っ越してきたばかりの大学生なども通行しますので、より丁寧な説明・誘導をするべきだと思います。
 また、螺旋階段は永久に使えないのか、それとも工事終了後は再供用されるのかといった説明、さらには手形陸橋の工事全体の計画や進捗についての説明もしていただけないでしょうか。
 施工業者任せでなく、発注者である県もいっしょになって、周知に努めてほしいです。
 また、他の工事現場も含めて看板類の多くは「○○地域振興局」名義であり、知事名や「秋田県」の名称がないことが多いようなので、せめて「県○○地域振興局」とすることはできないでしょうか。
 工事によって影響を受ける道路利用者、特に歩行者の立場になった案内や説明をしていただきたいです。

県からの回答

処理区分実施中
本文  ご指摘のとおり、周辺の住民の方や歩行者の方々にご不便をおかけしておりましたので、次のとおり改善を図っております。
 県道秋田停車場線(通称竿灯大通り)大町西地下道の通行止めにつきましては、緊急措置の対応とはいえ、コーンのみでの封鎖が歩行者の安全確保や周知の点から配慮が欠けていましたので、10月20日に封鎖施設及び看板等案内標示を追加したところであります。
 なお、同地下道内は、排水処理用ポンプの老朽化による故障が原因で冠水しており、新しいポンプへの更新作業が11月上旬に完了し、通行可能となる見込みとなっております。
 次に、県道秋田岩見船岡線手形陸橋の歩道やらせん階段の通行止めにつきましては、秋田市広報誌、明徳地区全戸配布、小中学校等を通じた周知のほか、周辺へのお知らせ看板の設置を行っておりましたが、ご指摘のとおり、一般歩行者の方々への周知は、使用できない旨を記載したお知らせ看板にとどまっておりました。
 当該歩道やらせん階段の看板については、迂回案内を行ったところでありますが、4車線拡幅に伴う橋梁改修工事終了とともに通行可能となりますので、供用開始の見込年次、工事の進捗状況など、より丁寧な周知に改めてまいります。
 次に、工事現場における工事名標示板につきましては、平成19年度以降の県工事について、発注者名を「秋田県○○振興局」とするよう通知しておりましたが、年数が経過し、「秋田県」を省略して設置している事例がございました。ご指摘を踏まえ、随時、適切な標示に改めてまいります。
 今後、公共工事につきましては、多くの周辺住民や歩行者の方々の視点を大切に、現地での情報提供を十分に行い、皆様に完成を心待ちにしていただけるよう鋭意取り組んでまいります。

事項名:県土保全の推進