県民の声

受付日2018/9/6
受付番号304025
広聴形態知事への手紙
提案区分苦情
本文  私は、鹿角市大湯を流れる大湯川の上流に住んでいます。この川の大湯から上流は、ここ数年来の豪雨による異常とも言える増水で、その都度被害を受けています。ひどい被害を受けたところは修復工事をしていますが、対処療法的で後手後手と感じています。
 どうして災害が起こるのかを考え、その対策を講じることが必要だと思いますが、その場しのぎの対応しかされてないのが現状で”管理”に対して疑問を感じています。田舎のためか、予算のためか、ずさんな管理だといつも考えます。
 要は、次のことが根本的な原因と思います。
 ・もともと十分な川幅があるのに、中州への何十年もの土砂の堆積により大幅に狭くなっている。
 ・これより、真っ直ぐな川が蛇行し、年々S字がひどくなり災害をさらに助長している。
 現場を実態調査の上、善処していただくようお願いします。

県からの回答

処理区分実施予定
本文  近年、地球温暖化が原因と思われる異常気象が発生し、全国各地で高い頻度で豪雨が発生しています。
 本県においても、鹿角市大湯をはじめ、各地で豪雨の発生に起因する洪水で堤防の決壊や護岸の流出が発生し、災害復旧事業等により対応しているほか、維持管理として河川の流下能力を向上させる堆積土砂の除去や伐木なども計画的に進めてきているところです。
 御指摘のあった大湯川上流域の河川管理については、河川パトロールによる巡視を定期的に行い、河岸の欠損箇所には応急的に大型土のうを設置し、その後順次護岸を整備して被害の拡大を防止しているところですが、私からも所管部局へ現地の詳細を調査のうえ、土砂が堆積し流れを大きく阻害している箇所などについては、中州の除去や樹木の伐採等を行うよう指示したところです。引き続き、地域住民の皆様の安全、安心の確保に努力してまいります。

事項名:県土保全の推進