県民の声

受付日2019/1/7
受付番号304040
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  私は中学3年生です。知事の今年の方針に関してのニュースを見ました。そこで、未来を担う者としての考えをお伝えしたく、「知事への手紙」を出しました。
 秋田県は、少子高齢化という問題を抱えながら、今を、そして、これからを発展させようと努めています。
 私が一番言いたいことは、どうするか、どうしたいか、という考えや望みを発信したり、思うだけでは、この先は変わらないということです。
 そこで、提案いたします。若い世代は、好きなアーティストや手本とする選手がいるものです。その人にとって憧れの存在だったり、自分を変えてくれた人だったりと様々です。そのような人に、もし会えるとなれば、これ程の幸せはありません。その経験は、頑張ろうという気持ちにさせたり、成長させてくれたりします。その経験となる機会は、講演会だったり、ライブだったりと様々です。私は、秋田朝日放送の開局25周年のライブに行きましたが、会場全体がひとつになった、あの時間は、今の秋田県のあるべき姿なのではないかと思いました。このような機会があれば、若者は、秋田県に目を向け、発展してるなと思います。講演会やライブを開催するために要する費用など、大変なことは重々承知しています。
 私たちが、うれしい、楽しいと思えるのは、このようなことであり、最も重要だと思います。若い人に活力を与え、生きる意味を与える。これが私の言いたいことです。

県からの回答

処理区分実施中
本文  県では、最重要課題である人口減少の克服に向けて、移住定住の促進や働く場の創出、子育て支援など、様々な施策に取り組んでいますが、本県の元気創出には、次代を担う若い世代の活躍が不可欠だと考えています。
 若い世代の活躍として、スポーツ分野では、昨年の第100回全国高等学校野球選手権記念大会での金足農業高校の躍進が記憶に新しく、選手のひたむきなプレーは県民に大きな感動と勇気を与えてくれましたし、吉田選手のプロへの挑戦も将来が楽しみです。また、音楽分野では、「あきた音楽大使」の高橋優さんは、県内で大規模な野外音楽イベント「秋田CARAVAN
 MUSIC
 FES」を開催しているほか、平成30年5月に閉館した県民会館のラストコンサートにも出演するなど、音楽で秋田を多いに盛り上げていただいています。
 音楽や芸術など幅広い分野のアーティストによる公演を通じて、若い方々をはじめ、多くの県民に楽しんでもらえる「憧れの存在と出会える場」の創出に向け、現在、県では、2021年度の開館を目指し、県民会館に替わる新たな文化施設の整備を進めています。
 秋田を元気にしていくためには、若い世代が夢を持ち、その夢に向かって果敢に挑戦することや、地域活動に積極的に関わっていくことが重要です。県としては、若い世代が地域への誇りや愛着を持ち、様々な分野で伸び伸びと活躍できるような環境づくりや活動への支援を、県民や企業、行政が力を合わせて、これまで以上に積極的に進めてまいります。

事項名:子ども・若者育成支援